【ジゴロと】実は百合だった親友と一緒に生きる10【女神様】

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360 ：サラ ◆vVQFlfSV3E [sage saga]：2021/08/25(水) 06:43:27.71 ID:3VGshH44o

>>359続き

そんなことを一週間ほど続けてた昼休み、みんなで屋上いって昼飯食ってる時
急に美人ちゃんが真面目な話があるとか言い出す

美「ただでさえサラさんには迷惑かけてるのに、気を使わせて本当にごめんなさい」
サ「えｗ何の話？ｗ私何も気遣ってないけどｗ」
Ｋ「サラはアホだからな」
サ「何がよｗ」
Ｋ「こんだけ露骨に色々やって美人ちゃんが気付かないと思ってるのが最高にアホ」
サ「いや……ちょっと待って、いま上手い言い訳考えるからｗ」
Ｋ「アホ」
結「やーいｗアホーｗ」
サ「うっせえｗまぁ…私が勝手にしてることだし、気にしなくていいよホント」
美「でも、私一人で対処しなきゃいけない事なのに…みんなも巻き込んでごめんね」
Ｋ「全然いいよ」
結「私も別に何とも、友達増えて嬉しいしｗ」

ここでふと違和感

サ「待って、一人でって、あいつ(彼氏)に何も言ってないの？」
美「え…うん。彼は彼で大変だろうし、心配させるのも悪いし…」
サ「はぁ！？それは違くない？言い方悪いけど二人が付き合ったから起きた問題でしょ？
　　そこ共有しないのはあいつに失礼だし一人でどうこうできる問題でもないじゃん」
美「でも、無視しとけばいいだけだからｗ」
サ「そういう話じゃねえんだっつの…ちょっとあいつ呼んでくるわ」
結「待て待て、とりあえず落ち着いてｗ」
サ「は？二人の問題なんだから共有すんのが当たり前だろ。黙って一人で耐えろってか？
　　それとも『言うのは今じゃない〜』ってか？ならいつ言うんだ？
　　明日か？明後日か？耐えられないほど傷ついてからか？止めるからには良い案あるんだろうなお前」
結「いや、それは…すぐ言ったほうが良いとは思うけどさ…」
Ｋ「んー、あのさー。いっこ言っていい？」
サ「なによ」
Ｋ「多分美人ちゃんが思ってる以上に、サラってアホなんよ」
サ「あぁん！？」
Ｋ「放っておいたら勝手に彼氏君に言いに行くと思う
　　それよりは私と結子が立ち会える時にどうにかしたほうが安全だと思う」
サ「喧嘩売ってんのかお前」
Ｋ「マジで少し黙ってろ。頭冷やせ」
サ「……」
Ｋ「この通りマジで直線バカだから。それに私も話したほうが良いと思う。結子はどう思う？」
結「私もできれば早く話しておいたほうが良いと思う
　　自分に関係ある事で嫌な思いしたのに内緒にされたら、私だったら本気で凹む」
美「それは……私も凹むと思うから、ちゃんと話してみる。呼んできてもらってもいい？」
サ「よっしゃ！任せといて！」
Ｋ「アホか！お前が行くとややこしいことになるだろ！」
結「私が呼んでくるねーｗサラは黙って座ってなさい」
サ「……はい」

てことで結子が呼んできて、少し離れたとこで二人で話してた
私はＫと結子にお説教されてた(-ω-)
その後はみんなで話してたけど、とりあえず私らと過ごすのは継続するとか、
彼氏のほうも一緒に過ごす時間を増やすとか、そんなことしか決まらなかった
元彼に「お前ってホント思い立ったら後先考えないで行動するよな。今回は助かったけど。ありがとね」って言われた
どいつもこいつも、褒めるのか貶すのかどっちかにしろや！

まぁそんなこんなでその日以降も結構一緒に飯食ったり駄弁ったり
ある程度は収まってきたけど一部は相変わらずみたいで、あまりに続くなら親や先生に頼るかって話もした
美人ちゃんは「もうすぐクラス替えだからそれまでの辛抱ｗ」みたいなことを言ってた
その頃には、さん付けじゃなくサラって呼んでくれるようになったのが地味に嬉しかった(-ω-*)