高木さん「私が負けたら、靴下をあげるね?」西片「えっ?」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:07:13.58 ID:Y3uZfII6O
「ほんとにそれで良いのかい、高木さん?」
「うん、それで良いよ〜」

念を押すように尋ねる、西片くんに対して。
まるで降参しましたとばかりに諦めた口調で。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:11:53.73 ID:Y3uZfII6O
「西片、さっきからどうしたの?」
「べ、別に、どうもしてないよ!?」

あれからしばらく、時は流れて。
そろそろ、時刻は放課後に差し迫っていた。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:13:36.91 ID:Y3uZfII6O
「放課後になっちゃったね」
「そ、そうだね……」
「結局、雨降らなかったね」

そして、放課後。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:15:17.16 ID:Y3uZfII6O
「あっ……怒鳴って、ごめん」

驚いて、目をパチクリすると。
西片くんは冷静さを取り戻して。
ペコリと、頭を下げて、謝ってくれた。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:16:46.25 ID:Y3uZfII6O
「こ、これが、高木さんの靴下……!」

私の靴下を見て、打ち震える西片くん。
今にも鼻先に持っていきそうな勢いだ。
そんな彼に対して、一応、忠告をする。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:17:58.62 ID:Y3uZfII6O
「西片、こっち来て」

おいでおいでと、手招きすると。

「どうしたの、高木さん」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:19:22.02 ID:Y3uZfII6O
「それじゃあ、よろしくね」
「でも、どうやって靴下を脱がそうか……」

なにやら悩み始めた彼に、私は助言を囁く。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:21:04.66 ID:Y3uZfII6O
「蒸し暑いから、ちょっとパタパタするね?」
「パ、パタパタ……?」
「うん。いくよ〜!」

困惑する彼の、目と鼻の先で。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:22:43.15 ID:Y3uZfII6O
「ねぇ、西片」
「なに、高木さん?」

私の靴下を脱がそうと。
悪戦苦闘する不器用な彼に。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/21(金) 23:25:12.99 ID:Y3uZfII6O
「えっ……?」

顔なんて見れなくても、わかる。
間違いなく、今日1番のリアクションだ。
朝からおしっこを我慢した甲斐があった。
以下略 AAS



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