岡部「俺は鈴羽を――お前の事を救えたか……?」鈴羽「――」
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3: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:39:47.37 ID:5LgnJack0

2036年1月――季節はあの2009年の出来事から巡って、
丁度冬を回り始め、寒くなる頃合いだ。

――俺は今自宅の鍵を閉め、ある場所に向かっている。
以下略 AAS



4: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:41:48.92 ID:5LgnJack0
「入るぞ。」


そう言ってドアを開けると、懐かしい光景が目に入った。
昔と寸分変わる事の無い、あのラボの空気だ。
以下略 AAS



5: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:44:04.56 ID:5LgnJack0
「お淑やかなんてあたしにはムリーっ!
 オカリンおじさんの(フルーツ)美味しーっ!……もぐもぐ!」

「オカリンのが美味しいだなんて……鈴羽……はしたない娘……っ!」

以下略 AAS



6: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:45:31.90 ID:5LgnJack0
「……鈴羽。悪いんだが、ダルと二人っきりで話したい事がある。
 すまないが少しの間だけ、外にいてくれないか?」

「ええー!?あたしの事も呼びつけといてそりゃあ無いっしょ!?
 大体今、外寒いじゃん!あたしに凍えて待てって言うの!?」
以下略 AAS



7: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:47:43.02 ID:5LgnJack0
「ダル、すまないが今日は真面目な話があって来たんだ。」

「……オカリン、もしかしてマジな話?」


以下略 AAS



8: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:50:04.10 ID:5LgnJack0
まゆりは救えた。紅莉栖も救えた。
そして、こうして時間が経ってしまったが、鈴羽も誕生してあの時の年齢まで成長した。
色々なラボメン達の苦悩は経てきたが、それでも皆救えたと思っていたこの世界線――

だがずっと心の中で疑問に思っていた事があった――
以下略 AAS



9: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:51:31.31 ID:5LgnJack0
「だからずっとこの世界線で暮らさせてやりたいだなんて都合のいい事は言わない!
 一日だけ……一日だけでもあの鈴羽≠ノ平和な世界を見せてやりたい!
 お前のやった事は無駄じゃなかったと教えてやりたい……!」


以下略 AAS



10: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:52:10.40 ID:5LgnJack0





以下略 AAS



11: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 19:55:42.87 ID:5LgnJack0
「……っ。」


激しく怒りのこもったダルの声色に、思わず目を背けてしまう。
わかっている……わかってはいるが……それでもそうしなければならないんだ。
以下略 AAS



12: ◆mcn/WZ3k0ZKj[saga]
2018/06/28(木) 20:02:49.47 ID:5LgnJack0
ダルが行ってしまう。こいつはラボから出ていく気だ。
多分、今ここから出て行ったら。こいつは二度と、俺に鈴羽を会わせ様としてくれないだろう。


「第一、オカリンさ。救う救うって散々っぱら言ってるけど、
以下略 AAS



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