520: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:13:57.62 ID:ffPGApYk0
歩夢「……侑ちゃん」
侑「なに?」
521: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:14:53.69 ID:ffPGApYk0
ルビィ「行くよー! ヒトモシ!」
「──トモシ〜」
ダイヤ「さぁ行きましょう、カリキリ」
522: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:15:48.06 ID:ffPGApYk0
「ラ、ラビフッ!!」
カリキリは顎で噛みつき、体力の吸収を始める──剥がさなきゃ……!!
523: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:16:25.11 ID:ffPGApYk0
そう思った瞬間、カリキリが強烈な風を巻き起こし、“このは”の壁もろとも、炎が霧散していく。
そして、何故か噴き付ける“かえんほうしゃ”は、カリキリを迂回するように逸れていってしまう。
524: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:17:01.51 ID:ffPGApYk0
私は一度、深呼吸をする。
落ち着こう。落ち着いて、よく考えるんだ。
525: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:17:38.80 ID:ffPGApYk0
侑「ライボルト! “かみくだく”!!」
「ライボッ!!!!」
526: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:18:37.33 ID:ffPGApYk0
ルビィさんの狙いがいまいち掴み切れない。
さっきから、ラビフットを気にしているかと思いきや、ライボルトの相手はしっかりしている。
527: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:19:26.67 ID:ffPGApYk0
──ガァンッ!!! と激しい音を立てて、ライボルトが地面に鋼鉄の尻尾を叩き付ける。
その大きな音と突然の行動に、
528: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:21:12.81 ID:ffPGApYk0
ライボルトが足回りの筋肉に“じゅうでん”を始める。
侑「1,2,3で同時に行くよ……!」
529: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:21:54.20 ID:ffPGApYk0
──そう、そのとおり。あの礫はライボルトが口に咥えたときに“でんじふゆう”で磁力を帯びさせていた。
最初から当てるつもりのない、囮の攻撃……! ラビフットが蹴り飛ばした直後にライボルトが一帯に強力な電場を作り出して、浮遊させたというわけだ。
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