524: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:17:01.51 ID:ffPGApYk0
私は一度、深呼吸をする。
落ち着こう。落ち着いて、よく考えるんだ。
525: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:17:38.80 ID:ffPGApYk0
侑「ライボルト! “かみくだく”!!」
「ライボッ!!!!」
526: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:18:37.33 ID:ffPGApYk0
ルビィさんの狙いがいまいち掴み切れない。
さっきから、ラビフットを気にしているかと思いきや、ライボルトの相手はしっかりしている。
527: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:19:26.67 ID:ffPGApYk0
──ガァンッ!!! と激しい音を立てて、ライボルトが地面に鋼鉄の尻尾を叩き付ける。
その大きな音と突然の行動に、
528: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:21:12.81 ID:ffPGApYk0
ライボルトが足回りの筋肉に“じゅうでん”を始める。
侑「1,2,3で同時に行くよ……!」
529: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:21:54.20 ID:ffPGApYk0
──そう、そのとおり。あの礫はライボルトが口に咥えたときに“でんじふゆう”で磁力を帯びさせていた。
最初から当てるつもりのない、囮の攻撃……! ラビフットが蹴り飛ばした直後にライボルトが一帯に強力な電場を作り出して、浮遊させたというわけだ。
530: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:22:30.97 ID:ffPGApYk0
歩夢が軽く涙目になりながら、抗議してくる。
侑「ご、ごめんっ! 声に出したら向こうにバレちゃうって思ったから……!」
531: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:23:17.42 ID:ffPGApYk0
私の言葉を聞いて、ダイヤさんの鋭い視線がルビィさんに送られる。
ダイヤ「ルビィ、あれほど視線には注意しなさいと、いつも言っているでしょう……」
532: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:24:03.17 ID:ffPGApYk0
ルビィ「お姉ちゃん! ラビフットはルビィが──」
ダイヤ「いえ、ルビィはイーブイをお願いします」
533: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/24(木) 14:24:38.14 ID:ffPGApYk0
完全にジャノビーとの間に立って、イーブイを遮るように立ち塞がるワカシャモ。
それにしても──
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