過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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2011/04/01(金) 06:29:35.37 ID:S6DZze8vP
一方「ッ、近づけやしねェ。だがァ……」
学園都市というリングで、白く輝く球と巨人の削り合いによって生じる、複数のエネルギーの形をした衝撃波によって、一方通行はその場所に付かづけないでいた
接近して、特に直接触れて解析するという目論見だったが、当然上手く行かない
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2011/04/01(金) 06:30:07.77 ID:S6DZze8vP
一方(50m以上前の地点との情報誤差がゼロだと? どうなってやがンだ)
一方(距離減衰の逆算から予測を割り出す事は出来る。だが、まったくのゼロってこたァ有り得ねェだろ。偶然か? 直接触れてるレベルの精度が遠距離から、しかもこっちに向かっていないベクトルまでだと?)
今彼を悩ませているのは、意識を向けた地点について、感知可能なあらゆるベクトルにおいて包括的に方向と大きさの情報を掴んでいるという現象
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2011/04/01(金) 06:31:36.55 ID:S6DZze8vP
「この部屋はー……ん? おっと、君は!」
ボストンの地下研究施設を襲撃している"銀貨"の部隊が部屋に入ってくるなり、その中の一人の男が上条を見つけ、声を荒げた
続いて入って来た男や女たちも、上条当麻を見つけ、驚く
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2011/04/01(金) 06:32:24.18 ID:S6DZze8vP
駆けながら、最初に部屋に入って来た男が言った
上条「爆撃?! 丸ごとって、この場所を? ……そんなことしたら、関係ない研究者とか、周りにいる、普通の人たちが住んでる所まで巻き込んじまうんじゃ」
「もちろん、君が言うような可能性は有る。実際、被害は出るだろうな」
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2011/04/01(金) 06:33:04.45 ID:S6DZze8vP
「ぐあああああああああ!!?」
フィアンマの乗る霊装馬車の周りで、これはかなりの速度が出ているのだが、断末魔が上がり、その進みが止まった
慣性によって、フィアンマの膝の上で寝ていた禁書目録がフィアンマの足元にドサッと落ち、その顔にスフィンクスと言う名前の猫のぬいぐるみが落ちる
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2011/04/01(金) 06:34:06.37 ID:S6DZze8vP
フィアンマ「ほう。アドリア海の女王か。どうやら"天罰"は使わないようだな。いや、使えないのか? どちらにせよ、俺様相手には、いい判断だと思うぞ」
口ぶりから余裕の消えない彼の動きを読んでいたかと思えるほど、それは正確に撃ち出された
地面を砕いて現れた、巨大な氷の船。その船に備えられた、これまた氷で出来た大砲から、錨の形をした氷の塊が、後方へ逃れたフィアンマの体を正確に狙い撃ったのだ
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2011/04/01(金) 06:35:00.50 ID:S6DZze8vP
ヴェント「へぇー。報告に有った少女にもしやと思ってたけど、本当に禁書目録を手に入れたみたいじゃない。にしてはやられたい放題ね、右方さぁん? ご自慢の"右腕"も使いこなせてないみたいだしねぇ。期待外れもいいトコよ。……ホラもう一発ゥ!!」
彼女がハンマーを空中で横薙ぎに払うと、もう一度、地面を割って現れた氷の船から砲撃が行われ、氷のアンカーが射出された
禁書目録を守る、と言うよりは自らの身を守る為にフィアンマの巨大な"右腕"が、それを弾いた
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2011/04/01(金) 06:36:08.20 ID:S6DZze8vP
「動いたっ!」
とある輸送機の中で、ディスプレイと睨めっこしていた少女から、思わず声が出た
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2011/04/01(金) 06:36:47.13 ID:S6DZze8vP
ヴェント「……何かと思えば、脅しのつもり? フィアンマァ゛?!」
ヴェントの額に青筋が浮きあがる。ハンマーを小刻みに振り回し、フィアンマの死角からいくつもの光弾が生み出され、フィアンマへ向かった
全てが全て、フィアンマに命中するが、上がった効果はボロ布となっていたジャケットの一部分が少々吹き飛んだ程度
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2011/04/01(金) 06:37:24.70 ID:S6DZze8vP
頭の中で自らに毒づきつつ、後方の林めがけて吹っ飛ぶヴェント
数本の木をなぎ倒し、一際太い木の幹で派手に背中を打ちつけて、ようやく止まった
木の幹に腰が半分以上めり込み、彼女はうなだれる。そして目の前に立つフィアンマ
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2011/04/01(金) 06:37:54.31 ID:S6DZze8vP
十字に鎚のあるハンマーを空中で振り、何かの模様を描くように白色の軌跡がその空中に残る
ヴェント「まーさーかー、そこに見えてる船がただ錨をぶっ飛ばすだけのドデカイ霊装だとでも思ってんじゃないでしょうねぇ!」
言葉と同時に、魔術の塊である氷の船に無数の亀裂が生まれた
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