過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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2011/04/19(火) 11:24:15.17 ID:lQtguuolP
?「それは困るわねぇ。でも、そのご自慢の戦力とやらにも被害が出てるみたいじゃない?」
ふらっ、と女性がニコライの後ろから現れた
ニコライ「ワシリーサ?!」
以下略
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2011/04/19(火) 11:24:50.39 ID:lQtguuolP
しかし、馬車と地面の段差でつまずきそうになり、バランスを崩してしまう。まだ寝ぼけているのだろう
その少女を、フィアンマが優しく抱きとめる
禁書「わっぷ!……ありがとうなんだよ、フィアンマ」
以下略
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2011/04/19(火) 11:25:25.52 ID:lQtguuolP
嫌になるほどに大きく、地下研究施設の空間に音が響いた
仕方のないことである。彼女が吹き飛ばした2m程度の扉を除いて、その地下空間は密室なのだから。どうしても響いてしまうのだ
その轟音の源は、超電磁砲と呼ばれる少女が放った、超電磁砲である
以下略
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2011/04/19(火) 11:25:52.08 ID:lQtguuolP
金属製の壁と床と天井で覆われた空間の中を、自らの能力で都合のいい磁界を生じさせ、まるでレールを走る車両の如く少女の体は駆け回る。ただしそのレールは、彼女の思い通り自由自在だ
しかし、簡単にはいかない
電撃の槍をガラスめがけて移動しながら複数放つも、避雷針に落ちた雷の如くである。少々ガラスが変色した程度だ
以下略
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2011/04/19(火) 11:26:23.60 ID:lQtguuolP
明らかに対人用ではなく、対戦車、もっと言えば対要塞等施設用としか考えられない
イェス「なんと、今のを避けるとは。これは追い込みの思考パターンに修正を加えなければな」
必死さの無い、落ちついた声が響く
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2011/04/19(火) 11:26:52.35 ID:lQtguuolP
母親を失った少女を比較的倒壊の進んでいないビルへ連れて行くと、そこにはある程度の人間が避難していた
老若男女問わずで座り込んでいた。殆ど無傷な商業施設を内包したそこならば、しばらく飲み食いには困りそうにない
だが、剣や槍を持っている人間がそのままそんな場所に近寄れば、逃げ込んできた人々は恐怖する
以下略
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2011/04/19(火) 11:27:21.78 ID:lQtguuolP
(能力と言うものを長時間かけて習得・進展させた者には、それだけの使用経験と親和性があるからなのかね、これは)
目の前、という表現は正しいのかと言われれば、正しくないと言えるだろう
なにしろ彼には目という生体器官は無いのだから。代わりにあるのはその地下空間を覆う大量のセンサー類だ。しかもそれらは元々、彼を観察する為に有ったと言える物でもあった
以下略
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2011/04/19(火) 11:27:51.95 ID:lQtguuolP
そして、鋼だろうが何だろうが引き裂くように、刃に対して術式的な仕様を施した高速飛行可能な円盤チェーンソー
行動を自立的に判断する最上の要素に、他味方機からの座標情報のやり取りが当然仕組まれている。味方同士でぶつかり合うなど、自立兵器としては最悪だ
最悪のそれが起きてしまったのは、最大の想定外である、彼女の人間離れした行動判断速度がある
以下略
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2011/04/19(火) 11:28:21.84 ID:lQtguuolP
能力の活用方法を、知りたかった?
愉快ね。まだこのAIは気付いてないみたいじゃない
「チェック・メイト」という言葉が聞こえて、彼女の口元が緩んだ
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2011/04/19(火) 11:28:51.97 ID:lQtguuolP
棒読みでバレバレな演技をした彼女が両手を拡げると、その間で紫電が行き来していた
それは、あやとりをするかのように、ペットの蛇を腕に巻き付けるようでもあった。つまり、間違いなくその電撃は安定していて、彼女の思い通りということだ
とても対能力者用演算妨害装置の影響下とは思えない
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2011/04/19(火) 11:29:21.85 ID:lQtguuolP
「ヒャッハー!! 派手にやるじゃないか、青髪の奴ァよう!」
上条の目の前で、チャールズ・リバーと言う名の河を挟んだ対岸の大学にオレンジ色の光が降りかかった
激しい音の中、溶け壊れるキャンパス。極音速爆撃機の"地殻破断"によって生じた亀裂に、後続機のウェポン・ベイから固形物が落とされる
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