過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
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279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:18:46.59 ID:VblF9WVrP
上条「ええっと、忘れ物の為ってところかな?」

取ってつけた様な訳を付けた。あながち間違いではないが

「忘れもんって、隣に居る股間の情熱を滾らせてる彼かい?」「ヒューッ、たいした忘れもんだぜ!」
以下略



280:一応、ステイルのこういう扱いには理由が有るんだぜ?大した理由じゃないけども[saga sage]
2011/05/15(日) 13:20:15.59 ID:VblF9WVrP

不意に、ボワッ、と彼の秘部を隠す炎が大きくなった

それを見た30代前後のように見える女性陣が、キャーと少々大げさな声を上げる

以下略



281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:21:08.57 ID:VblF9WVrP
「そうか、君達だったのか。私一人にしては、変に高機能だと思っていたところだ」

23学区の地下施設の一角で、声が響いた

どちらかと言うと男性的な見た目の存在は、目の前に並んだ多数の水槽と、その中身に話しかけている
以下略



282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:23:43.58 ID:VblF9WVrP
上条たちが巨大な水溜りの側で話を弾ませていた、丁度その時

ボストンの上空から、同じ湖を見ている存在が有った

垣根(一体、どういう理由ででこうなるんだ)
以下略



283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:24:38.62 ID:VblF9WVrP
この状況は、あの時のロンドンの再現であり、続きだった

それ以来、彼女の安定は崩れた。自己への後悔がその最大の理由だ

それは今の彼女を作り上げ調整していた研究者や技師たちにも、当然分かっている事である
以下略



284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:25:58.32 ID:VblF9WVrP
これは必ずしも動物世界だけのものではない。人間同士の戦いにおいても、相手を驚かせて隙を打つ、というやり方はポピュラーな策である

当然そのような術式もある。彼が行ったのはその変則術式だ

たくさんのビル群、そしてそれらは破壊され、アトランダムな形を持つ
以下略



285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:28:52.81 ID:VblF9WVrP
「100%、来たァッ!!!!」

電子密度がこれ以上、上昇しない。そして靴越しにじんわりと足元が温かく感じる

麦野「白井!手筈通り絹旗を任せたわよ! んで絹旗!思いっきり派手にやっちまえ!!!!」
以下略



286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:29:39.12 ID:VblF9WVrP
「………ッ!? 逃げろ!!」

自分と同質の何かを感じ取って、薄手の戦闘用スーツを着たステイルは、声を張り上げつつ跳んだ

同時に、上条もその危険を感じ取っていた
以下略



287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:31:14.03 ID:VblF9WVrP
上条(諸刃の剣ですが、これしかない)

今度は、体中から打ち消しの音が生じた

服はもう完全に穴だらけとなってしまったが、上条当麻の体自体には被害は無い。全身に拡大させた幻想殺しによる膨大なエネルギーの蓄積を除いては
以下略



288:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/15(日) 13:32:52.50 ID:VblF9WVrP
ブォン、と巨大な手に握られた岩盤が上条の頭めがけて叩きつけられる。正確には、その岩盤の大きさから、上条を含んだ周辺20m半径程度の面へ、なのだが

原始的とも言える方法だったが、それは効果絶大だった。本当に上条には回避という手段しかないのだから

振り上げて叩き付ける、という、動きとしては単調なので、高性能AIの彼女たちからすれば、パターンの割り出しと回避措置の割り出しには問題は無い
以下略



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