過去ログ - 上条「なんだこのカード」 3rd season
1- 20
953:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:49:10.60 ID:dQEA5iJzP
「馬鹿な。術式も無しに何故そんな力を行使できる」

どうあっても、目の前の存在は消えなかった

何らかの方法で避けるにしても守るにしても、そこには何らかの行動をしたことになるが
以下略



954:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:49:37.65 ID:dQEA5iJzP

振り返れば、奴が居る。手には二本目の杖を握っていて、ヒョイ、とフィアンマに投げつけた

重力以外、なんの力も加わっていないそれが、彼の頭に当って音を立てた

以下略



955:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:50:04.56 ID:dQEA5iJzP
二振りのカーテナを握る腕は、彼の疲労を物語るには十分だった

柄の部分にまでベッタリとした赤黒い色が肩からつたわっている

強い力と強い力がぶつかれば、当然強い反作用が生まれる
以下略



956:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:50:44.29 ID:dQEA5iJzP
シュパァッ、と緑色の細い光線が聖堂の壁を突き破って、アックアと騎士団長の間を通過した

驚くのは両者。しかし、驚きの具合が違う

騎士団長はこれまでにそんな事は無かったから。その正面のアックアはそれに加えて、あの聖堂の壁面を貫通したという驚きがある
以下略



957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:51:35.92 ID:dQEA5iJzP
「アックア!!」

これ見よがしにアレイスターから見せつけられた聖堂外部の映像の中で、二人の男が倒れ込むのが見える

そして二人とも起き上がる素振りを見せない
以下略



958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:52:01.46 ID:dQEA5iJzP

それらは瞬時に再生を始めるが、覆いきれない貫通した跡からは、地面の土色まで見えた

アレイスター「その腕は、ロシア成教には無い術式によって行使できるようになっている。それが導くことを理解しているだろうな」

以下略



959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:52:33.40 ID:dQEA5iJzP
「げ。あれって、騎士団長さんやん!」

息の上がった上条刀夜の前を安全確認も兼ねて走っていた青髪が、先にそこで横たわっている男を見つけた

駆け寄ってみれば非常に弱弱しくも、息はある
以下略



960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:53:05.32 ID:dQEA5iJzP
見た目上は二人の人間が倒れていて、更に一人の男が膝をついて、もう一人の恐らく男であろう存在がそれをただ見つめるという聖堂内

なぜ、アレイスターは何もしないのか、フィアンマは考える余裕もない

彼が本来意図した救世主から神への神化は、同じ正教系でシンパのあるロシア成教を核とした術式的な制御下による、自縛的な神化
以下略



961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:53:38.19 ID:dQEA5iJzP

ローラ「味方? 十字教の救世主なれど、所詮は母から生まれた子供にすぎなし存在。我が子にどうして敵対せむことがあろうかしら」

アレイスター「ほう」

以下略



962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[saga sage]
2011/11/06(日) 02:54:14.69 ID:dQEA5iJzP

アレイスター「"時項改変"のことか」

ローラ「呼び名など、どうでもいいのよ」

以下略



1002Res/1390.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice