過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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2011/05/03(火) 22:58:34.28 ID:L8BkbZIGo
一方通行「チッ……やっぱり動き始めやがったかァ」
まるで一方通行が上に飛び乗ったのを見計らったかの様に動き出した列車はぐんぐんと加速していった。
だんだんと離れていくホームを一瞥してから、一方通行は列車の進行方向を見据える。
その時、目の前に現れた『何か』に視線を阻まれた。
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2011/05/03(火) 23:02:47.32 ID:L8BkbZIGo
一方通行「……先頭車両から二番目、この車両かァ」
丁寧に指をさして確認し、大きく片足踏みして、一方通行は自分の立つ車両の天井に穴を開ける。
その衝撃で、後ろ数十の車両に転がる大小さまざまなレプリロイド達の残骸の一部が線路上に投げ出された。
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2011/05/03(火) 23:06:13.45 ID:L8BkbZIGo
一方通行「オマエは……『ミサカ』、だと……?」
耳に飛び込んできた聞き覚えのある一人称を捕まえて、一方通行は思わず聞き返した。
そしてつくづくとその姿を眺める。
大きさこそ数十センチほどしかないが、まるで打ち止めが成長した後のような姿をしている。
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2011/05/03(火) 23:08:10.41 ID:L8BkbZIGo
侵入時に自分が開けた穴から再び外へ出ると、一方通行は目の前に広がった光景に頭を掻き毟った。
二両目から後ろの十数の車両はほぼ大破と言っても過言ではなく、
運よく原型の残っているものでも横転は当たり前、果ては人間用食品の積荷が散乱していて、
一方通行はこの後始末をするであろうネオ・アルカディアのメカニロイド達を憐れまずには居られなかった。
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2011/05/03(火) 23:11:14.61 ID:L8BkbZIGo
一方通行「四天王? おいおい、こないだあの鳥野郎をぶっ飛ばしたと思ったら、もうその上司さンの登場か。
一方通行には乾く暇も与えてくれねェンだなァ」
ハルピュイア「……伝説の英雄をお前の様なゴロツキと一緒にするんじゃない!!」
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2011/05/03(火) 23:13:15.24 ID:L8BkbZIGo
百年前、ネオ・アルカディア――当時まだ学園都市と呼ばれていた場所――には、様々な能力をもった超能力者が存在した。
超能力者たちはLEVEL0からLEVEL5までの段階に分けられ、
特に強い、軍隊とも対等に渡り合えるほどの能力をもった超能力者がLEVEL5に分類された。
LEVEL5は学園都市百八十万人の超能力者の頂点とも言われ、わずか7人しか存在しなかったという。
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2011/05/03(火) 23:15:00.27 ID:L8BkbZIGo
ハルピュイア「……これがネオ・アルカディアに伝わる、幻想殺し様に並ぶ英雄の伝説だ。
わかったか? お前のようなイレギュラーが軽々しく口にしていい名ではないと言うことが」
一方通行「カカッ、なるほどォ。
寒気がするほど見事な御説教ありがとよ」
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2011/05/03(火) 23:17:19.12 ID:L8BkbZIGo
一方通行「おいおい、もうそういう伝説だのの類はよォ……」
ハルピュイア「光る十の武具はただの武器ではない。
超能力者と最大限の同調を行うため、使い手の能力がそのまま納められた、いわば英雄の意思を受け継ぐ武器だ。
そして我ら四天王は、この光る十の武具を一人一つずつ所有し、任務にあたっている……
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2011/05/03(火) 23:19:11.17 ID:L8BkbZIGo
勝負は文字通り、一方的だった。
ハルピュイアがどれだけの力を込め、どれだけの隙を突こうとも――
―― 一方通行には、傷一つつかない。
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2011/05/03(火) 23:21:37.09 ID:L8BkbZIGo
一方通行「逃がすかよ!!」
間一髪、間接的な自傷を避けたハルピュイアの目の前に、数メートルは離れていたはずの一方通行が現れる。
とっさに胸の上に重ねたソニックブレードに正面から拳が叩きつけられた。
致命的なダメージは何とか避けたものの、その衝撃で砂煙をあげながら後ずさざるを得ない。
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2011/05/03(火) 23:23:12.25 ID:L8BkbZIGo
一方通行「ったくシラケさせンなァ、おい。
それが本当にオマエの言う『英雄の意思』とかってのの力かァ?」
ハルピュイア「……何故だ」
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