938:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:43:00.06 ID:Y4SPWTf2o
少女「まあね……でも、青年さんはないかなー。
絶対に一緒にいると疲れるって。
特に数字とか扱わせると必要以上に細かくしそうだし、
子供が出来たら教育でケンカしそうだし、
町の人と一緒に遊びにくくなりそうだし」
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2011/09/24(土) 23:43:27.39 ID:Y4SPWTf2o
医者「私には政治向きの事はよくわかりませんが、
最近はまた無茶をなさっていたようで、
それが体に出てしまったのでしょう」
少女「なんとかできませんか?」
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2011/09/24(土) 23:43:56.88 ID:Y4SPWTf2o
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昼過ぎ 公爵邸 客間
とんとんとん
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2011/09/24(土) 23:44:47.42 ID:Y4SPWTf2o
少女「お父さんにね、言われたんだ。
『好きに生きろ』って。
あんなに、苦しそうにしながら、
息が出来ないのに必死に声を押し出して、
辛いとか苦しいとか、言えばいいのに、
942:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:45:25.33 ID:Y4SPWTf2o
少女「……っ」
男「……双子妹、少女を任せた」すっ
双子妹「は、はいでありますっ」
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2011/09/24(土) 23:45:54.30 ID:Y4SPWTf2o
家宰「……」
男「大丈夫だ、家宰。
俺はその程度で動じる人間ではない。
良くも悪くもな」
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2011/09/24(土) 23:46:20.89 ID:Y4SPWTf2o
双子妹「他の人の理由は推察しかできないでありますな。
でも、自分の理由はわかるであります。
自分がお姉様に選択を任せる理由は、おそらく一つ。
お姉様が、人間だからであります」
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2011/09/24(土) 23:46:50.90 ID:Y4SPWTf2o
少女(初めて見る、双子妹ちゃんの、年齢らしい笑顔。
赤い顔で、キラキラする目を私に向けて、
本当に、まぶしいものでも見るように)
ぽた……ぽた……
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2011/09/24(土) 23:47:57.35 ID:Y4SPWTf2o
双子妹「変わっていたでありますか」
少女「私から見たらね」
双子妹「本当に、変わっていたでありますか?」
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2011/09/24(土) 23:48:42.49 ID:Y4SPWTf2o
がちゃ
ツンツン「失礼しまーす……」きょろきょろ
軍曹「落ち着けバカモノ。
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