13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:55:52.50 ID:DNOa7QlF0
しかし今回ばかりは相手が悪い。
バビル2世が読み取るのは心の表層部分だけではない。
バビル「契約、奇跡、ソウルジェム、グリーフシード、魔女、結界、使い魔、魔女の口づけ……なるほど」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:56:35.95 ID:DNOa7QlF0
バビル「…………君はあの生き物を取り戻したい。僕は魔女や魔法少女について知りたい。利害の一致だよ」
マミ「違うでしょ!!」
バビル「なら言い換えよう。あの生き物は人質だと思ってもらっていい」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:57:45.34 ID:DNOa7QlF0
QB「無事?」
マミ「えぇ、この人たちにひどいことされなかった??」
QB「あぁ、『僕は』大丈夫だよ(先ほどの端末のロストのことか?)」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:58:27.73 ID:DNOa7QlF0
マミ「なっ!! まちなさ……」
バビル「とうっ」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:59:29.69 ID:DNOa7QlF0
『これは地球外の技術によるものだと考えられます』
バビル「やはりな」
『持ち帰ったデータと統合すると、複数の端末が情報を送り合い、定期的に同期し合っているようです』
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:00:15.94 ID:DNOa7QlF0
QB「昔は随分とご活躍だったじゃないか。アレは目立ちすぎるよ」
QB「それにね、極稀にいるんだよ。僕たちとの契約を必要とせずに妙な力を使う人間がね」
QB「そう、君のように半端に力のあるものは僕たちの計画の障害になる」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:01:02.19 ID:DNOa7QlF0
QB「魔女が生まれるとき、僕たちは膨大なエネルギーを回収することができる」
QB「先細っていく宇宙全体のエネルギー問題を解決するためには、そうしたエントロピーを凌駕したエネルギーが必要なんだ」
QB「たしかに、彼女たちが魔女となり、その生涯を終えるというのは人間からすれば悲劇的に思えるかもしれない」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:01:31.65 ID:DNOa7QlF0
バビル「それについても調べなくてはならないか」
バビル「契約宇宙人と敵対するにしても協力するにしても、まだまだ情報が足りない」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:02:03.08 ID:DNOa7QlF0
少女は状況を把握しきれず、ただ息を殺して男の様子を伺っていた。
暗くて初めは分からなかったが、目を凝らして見ると少年の傍らには黒い豹が寄り添っているのがわかる。
そして、そこへ二つのかしましい声が近づいてくる。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:02:53.58 ID:DNOa7QlF0
じっと状況を伺っていた少女も、まどかと呼ばれた少女が現れたことでで焦りを見せ、
ついに堪え切れずに飛び出してしまう。
???「だめよまどか! そいつらから離れて!」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:03:54.25 ID:DNOa7QlF0
ここでバビル2世は大きなミスを犯す。迫りくる弾丸を人間が使う普通の弾丸とみて念力をかけたのだ。
しかし実際は魔翌力で強化された弾丸、魔弾。9ミリやそこらのものとはわけが違う。
バビル2世は、止めきるには間に合わないと、すぐに軌道をそらす方へと念力をかけなおすが時すでに遅く。
魔弾はバビル2世の頭蓋を斜めに貫いた。
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