過去ログ - まどか「バビル2世?」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:02:03.08 ID:DNOa7QlF0
少女は状況を把握しきれず、ただ息を殺して男の様子を伺っていた。
暗くて初めは分からなかったが、目を凝らして見ると少年の傍らには黒い豹が寄り添っているのがわかる。

そして、そこへ二つのかしましい声が近づいてくる。

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:02:53.58 ID:DNOa7QlF0
じっと状況を伺っていた少女も、まどかと呼ばれた少女が現れたことでで焦りを見せ、
ついに堪え切れずに飛び出してしまう。


???「だめよまどか! そいつらから離れて!」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:03:54.25 ID:DNOa7QlF0
ここでバビル2世は大きなミスを犯す。迫りくる弾丸を人間が使う普通の弾丸とみて念力をかけたのだ。
しかし実際は魔翌力で強化された弾丸、魔弾。9ミリやそこらのものとはわけが違う。
バビル2世は、止めきるには間に合わないと、すぐに軌道をそらす方へと念力をかけなおすが時すでに遅く。

魔弾はバビル2世の頭蓋を斜めに貫いた。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:05:23.49 ID:DNOa7QlF0
されど状況はさらに急変する。
地面が揺らぎ、歪み、それが広がる。魔女の結界である。


マミ「こんなときに……」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:06:02.98 ID:DNOa7QlF0
いくつもの世界を経験しているほむらも、魔女のようにメルヘンでもファンタジーでもない目の前の出来事に戦慄する。
頭を撃ち抜かれたはずの人間が、すぐに起き上がり、眼にもとまらぬ速さで結界の奥へと跳んでいったのだ。
それよりも恐ろしかったのは、一瞬こちらを見据えた冷たい目。
何もかもを見透かすようでいて、諦めの色さえ見えるその目に、一同は恐怖と嫌悪を覚えた。

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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:06:56.03 ID:DNOa7QlF0
手刀でツタを斬ることはできても、肝心の本体をどれだけ蹴ろうが殴ろうが全く手ごたえがない。
鋼鉄をアメのようにひきちぎる怪力をもってしてもコレである。

テレキネシスで体の内部から破壊しようと透視をするも、中身はがらんどう。
今度はそのまま地面や壁にぶつけてやれと、念力で持ち上げそこらに投げつけるもこれといった効果はない。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:07:27.58 ID:DNOa7QlF0
マミは早くも自身最大の火力を放ち、いとも簡単に魔女を消し飛ばす。
魔女に組み付くバビル2世ごと狙った砲撃であったが、これは一瞬早くバビル2世に気取られてしまっていた。

魔女を仕留め、結界が崩壊し、辺りに元の景色が戻っていった頃には、すでにそこには超能力少年の姿はなかった。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:08:15.92 ID:DNOa7QlF0
さやかと抱き合い小さく丸まりながら体を震わせていたまどかに、そっと寄り添うほむら。
まどかの髪にべたりとついていたバビル2世の血を、頭をなでるように優しく拭ってやる。


ほむ「もう大丈夫……大丈夫だから……」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:08:51.62 ID:DNOa7QlF0
ロデム「以前ならあれほどのダメージを受ければ、すぐにも戦闘不能になってしまっていたでしょうに」

バビル「ああ。ヨミとの戦いの中で急速に僕が力を付けたように、この40年で僕の力も上がっているのかもしれない」

ロデム「そうですね、今ならアメリカ軍とだって独りで渡り合えそうです」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:09:17.45 ID:DNOa7QlF0
まど「ほむらちゃんって強いんだよね?……あんなのがまた来ても、やっつけられるんだよね?」

ほむ「そうね。それが仕事だから」

まど「だったら……その……できればでいいんだけど……今日はウチに泊まっていってくれないかな」
以下略



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