37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:13:48.92 ID:DNOa7QlF0
物色を終えたバビル2世は恭介とさやかのいる病室を目指した。
またもがらりと無造作に扉をあけると、当然のようにさやかは驚愕し、恭介は怪訝そうにする。
恭介「君は、いったい……」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:14:33.35 ID:DNOa7QlF0
バビル「…………こんなものか」
恭介「腕が……腕が動く!! ありがとうございます! 先生!」
さや「ほんと!? やったっ!! やったね恭介!!」
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2011/07/28(木) 16:15:06.14 ID:DNOa7QlF0
ロデム「あと缶コーヒーももらおうかな。ブラック」
時間がかかる彼女の清算に合わせるかのように、わざわざ店員に追加注文をするロデム。
少女が先にコンビニを出る格好にして、そのまま後をつける。
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:15:46.39 ID:DNOa7QlF0
マミ「調子に乗っているわけじゃないけれど……楽勝だったわねっ!」
ほむ「ええ」
マミ「私のティロフィナーレとあなたの『瞬間移動』、相性はバツグンよ」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:16:40.32 ID:DNOa7QlF0
マミ「あらまた電話?」
ほむ「ごめんさない……」
マミ「気にしないで」
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:17:10.51 ID:DNOa7QlF0
―――さらに数日後 公園
さや「ちょっとちょっと、見せたいものってなんなのよ。こんなとこまでつれてきてぇ」
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2011/07/28(木) 16:17:44.70 ID:DNOa7QlF0
QB「(やりすぎたか。もうすでに絶望しきっている。これでは役に立たないな)」
QB「(『彼女』を追いこむには、また別の手段を考えなければならないみたいだね)」
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2011/07/28(木) 16:18:16.23 ID:DNOa7QlF0
杏子「まったく…………眼がそんなになるまで泣くようなことがあって、あいつに契約迫られてって……」
杏子「さすがのあたしも、そんなやつを放ってはおけないよ」
さや「……………………」
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2011/07/28(木) 16:18:44.91 ID:DNOa7QlF0
―――バベルの塔 コンピューター制御室
ロデム『……報告は以上です』
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2011/07/28(木) 16:19:24.05 ID:DNOa7QlF0
バビル「そんなことはどうだっていい。問題はこの先だ。魔女が自動的に増える仕組みにある」
バビル「コンピューター、データを出せ」
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2011/07/28(木) 16:19:57.95 ID:DNOa7QlF0
QB「そうだね。じゃあなにかい? 僕たちが人間を殺しすぎだとでも言うのかい?」
バビル「そうだ」
QB「まさか君にもそんな人間らしい……」
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