6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:46:53.08 ID:DNOa7QlF0
バビル「幻術か? しかしそれにしてははっきりとしている……それに、ここは悪意や憎悪に満ちている……」
バビル「とりあえず先へ進んでみよう……」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:48:03.04 ID:DNOa7QlF0
バビル「ふぅ、逃げてくれたということか。さて、これで異変が起きていることは明らかになったな」
バビル「そうすると先ほどの白い生き物、あれがカギを握っているはずだ。まだこのあたりにいるなら……」
???「(ここはひとまず撤退だ)」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:49:33.17 ID:DNOa7QlF0
路地から踵を返そうとしたとき、バビル2世は不意な声に呼び止められる。
???「待ちなさい!! キュゥべえをどうしようというの!!」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:51:32.51 ID:DNOa7QlF0
???「(危険すぎる……得体のしれないこの感じ、この人は危険よ)」
???「(なによりこのままじゃキュゥべえが危ない。私のたった一人の大切な友達なのに……)」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:53:06.42 ID:DNOa7QlF0
―――マミハウス
バビル「どういうわけか自分の家を思い浮かべていてくれて助かった。名は巴マミというのか」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:55:00.71 ID:DNOa7QlF0
バビル2世が少女をわざわざ家に送り届けたのには訳がある。
そちらのテリトリーであるところをこちらは押さえているのだぞ、という牽制の効果が大きい。
交渉を優位にすすめるための策であった。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage]
2011/07/28(木) 15:55:09.29 ID:VwF/CpQVo
この移動した対応はとても好感がもてるし支持するよ
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:55:52.50 ID:DNOa7QlF0
しかし今回ばかりは相手が悪い。
バビル2世が読み取るのは心の表層部分だけではない。
バビル「契約、奇跡、ソウルジェム、グリーフシード、魔女、結界、使い魔、魔女の口づけ……なるほど」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:56:35.95 ID:DNOa7QlF0
バビル「…………君はあの生き物を取り戻したい。僕は魔女や魔法少女について知りたい。利害の一致だよ」
マミ「違うでしょ!!」
バビル「なら言い換えよう。あの生き物は人質だと思ってもらっていい」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:57:45.34 ID:DNOa7QlF0
QB「無事?」
マミ「えぇ、この人たちにひどいことされなかった??」
QB「あぁ、『僕は』大丈夫だよ(先ほどの端末のロストのことか?)」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:58:27.73 ID:DNOa7QlF0
マミ「なっ!! まちなさ……」
バビル「とうっ」
121Res/110.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。