258:心配するでない!休息は出来ている! ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 01:39:41.59 ID:xlKYvBbQo
・・・
インデックスが路地裏に曲がった。
何やらそれについて行っているピンク髪も居たが、この際どうだっていい。
足に力を入れ、高々と跳躍し、距離を縮める。
259: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 01:52:50.23 ID:xlKYvBbQo
・・・
「なんなのよ、もう……」
久慈川りせは一方通行に追いかけている。
260: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 01:56:28.91 ID:xlKYvBbQo
・・・
血が流れ落ちる。
それを見たインデックスと月詠小萌は顔を真っ青にさせ、
261: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 02:15:21.84 ID:xlKYvBbQo
質問しながらも、血を正しい流れに操作しているため、
ぽたぽたと流れ落ちる血はみるみるうちに無くなっていった。
その光景にこの場に居る全ての人間が驚愕を露わにする。
262: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 02:26:54.63 ID:xlKYvBbQo
「……まァイイや。帰れ帰れ。こっちは胸?っ捌かれて痛ェンだよ……
こいつが狙いで、こいつに攻撃を仕掛けようってンなら話は別だが」
一方通行はそのすぐ後ろに居るインデックスに親指をさしながら問う。
本来の目的は、インデックスか否か。
263: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 02:29:56.30 ID:xlKYvBbQo
構図としては、一方通行vsこの場に居る女性陣。
先程まではオリアナの四面楚歌(と言っても戦力は一方通行しかいないが)だったと言うのに、
いつの間にか一方通行の背後からも敵意ある視線が飛ばされている。
264: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 02:39:49.76 ID:xlKYvBbQo
・・・
「……すまん、一方通行」
上条当麻は一方通行の情報を受け、ステイル=マグヌスと共に事が起きた路地裏まで急行した。
265: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 02:50:19.19 ID:xlKYvBbQo
どうにも気の抜けた会話を交わす一方通行達に、上条もステイルも拍子抜けさせられた。
そんな中、インデックスだけがうつむいてプルプルと震えている。
一方通行は平気そうな顔をしているが、実際は重傷で、
無駄に動く事が危険だと言う事を理解した上で戦闘を避けるべくオリアナと会話を交わしたのだ。
266: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 03:03:17.62 ID:xlKYvBbQo
「一言で言えば、『星座』を利用した術式かな。効力は知ってると思うけど、対象地の『支配』。
とはいえそんな大それた術式を、ちょっと陣を築いたり、ちょっと絵を描いてみたりと、
そんな簡単な条件でこなせるわけがないよね」
インデックスの言葉にステイルは頷く。
267: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 03:08:15.31 ID:xlKYvBbQo
「どうした、一方通行?ひょっとして着いてくるとか言うんじゃねえだろうな」
「違ェよ、気になった事があるンだ」
気になったこと?と上条は首をかしげる。
268: ◆DAbxBtgEsc[saga sage]
2011/08/14(日) 03:17:11.64 ID:xlKYvBbQo
「ちょ、ちょっと待てよ、ローマ正教は学園都市以外の事も全く考えてねえってことか!?」
「おいおい、上条よォ。お前この間シスター集団と相対したこともォ忘れたのかよ?
ああ言う、自分達がする事が絶対的に正しいンです、って思ってる奴らがする事だぜェ?
あいつらにとっちゃ日本全てを支配下においても、正しい事をしてるンですとかのたまうに違いねェよ」
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