過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 00:52:28.67 ID:WAbTKaZT0
意識などしていなかった。
「笑ってなんかいないさ……」
絆は、聞こえるか聞こえないかの声でそう呟いた。
以下略
3
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 00:53:23.06 ID:WAbTKaZT0
彼女を貫かんばかりに睨みつけて、
優が引き絞るように言った。
「何してたの、あなた……」
以下略
4
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 00:56:11.58 ID:WAbTKaZT0
「命は役目を全うしたんだ。
立派なことじゃないか。褒めてやろうよ……な?」
やるせない気持ちになった。
以下略
5
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 00:56:51.39 ID:WAbTKaZT0
「まだ安定しなくて、あと五日は病院を出れない。
でもまだ大丈夫だ。安心しろ」
『戦闘には出れなかったんですか?
どうして命ちゃんが死ななきゃいけなかったんですか?』
以下略
6
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 00:57:28.98 ID:WAbTKaZT0
しばらく沈黙してから、絆は手を止めて、
料理に視線を落としてから言った。
「さぁな…………俺もよく分からん」
以下略
7
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 00:58:22.16 ID:WAbTKaZT0
*
すっかりラボも広くなった気がする。
一番手がかかる雪は今、入院中でいない。
以下略
8
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 00:59:55.13 ID:WAbTKaZT0
優と文は、帰ってから薬を飲み、
すぐに寝室に入っていってしまった。
泣いたことで、だいぶ体力を消耗したらしい。
以下略
9
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 01:00:54.26 ID:WAbTKaZT0
「どうした? 寝ないのか?」
絆に聞かれ、霧はしばらく言い淀んだ後、
意を決したように彼に言った。
以下略
10
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 01:01:36.22 ID:WAbTKaZT0
絆から視線をそらして、彼女は呟くように言った。
「……それもあります。ご存知だったんですね……」
「戦闘でお前のエネルギーを発射したが、
以下略
11
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 01:02:30.25 ID:WAbTKaZT0
「お前の中に死星獣と同じ血……かどうかは
分からないが、それが流れているとして、
だからどうした?
そんなことで、お前を俺が嫌いになると思うのか」
以下略
12
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/20(火) 01:03:41.87 ID:WAbTKaZT0
「…………」
絆は少し沈黙した後、霧に向かって言った。
「霧、俺は思うんだ」
以下略
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