過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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660:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:46:41.77 ID:2BLGZ8KQ0
「そうか」

駈は頷いて立ち上がった。

「君の意思がある以上、私達が止めることは出来ない。
以下略



661:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:47:33.85 ID:2BLGZ8KQ0
「全滅したのか……?」

「おそらく」

頷いて、駈はプロジェクターのボタンを操作した。
以下略



662:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:48:27.04 ID:2BLGZ8KQ0
それに、本部……つまりここからの通信も
途絶されるとなると、AADを操ることは出来ない。

駈は頷いて続けた。

以下略



663:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:49:06.01 ID:2BLGZ8KQ0
「……それで、今回の突入作戦だが、
君にはもう一度大恒王に乗って欲しい」

駈に押し殺した声でそう言われ、
絆は目を見開いて彼を見た。
以下略



664:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:50:07.03 ID:2BLGZ8KQ0
言葉を失った絆に、駈は付け加えた。

「無論タダでとは言わない。大恒王はあくまで君が、
個人的意思で運用したものと
主張してくれればいいだけだ。
以下略



665:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:50:38.93 ID:2BLGZ8KQ0
絆は心の中で、駈に唾を吐きかけたい
衝動を無理やり抑え込んだ。

やはりこの男は、危険だ。

以下略



666:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:51:32.66 ID:2BLGZ8KQ0
女性職員と看護師達が彼に続く。

数人の看護師に目配せをして残るように
指示すると、彼は部屋のボタンを
押してから言った。
以下略



667:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:52:22.21 ID:2BLGZ8KQ0


フォロントンに着いたのは、
しかしそれから二十時間以上も
経ってからのことだった。
以下略



668:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:53:09.84 ID:2BLGZ8KQ0
霧も頷いてそれに続いた。

「マスター、艦の中でお休みになって
いてください。私達が戦ってきます」

以下略



669:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:53:50.20 ID:2BLGZ8KQ0
諦めたように息をつき、
純は操縦桿を握りしめながら言った。

「特務官様はあまり動かないでください。
傷が開きます。お姉様達、速やかに
以下略



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