過去ログ - 伊織「だって、あんたが好きだから」
↓ 1- 覧 板 20
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:49:32.68 ID:baZeknNso
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:50:22.25 ID:baZeknNso
それから、私は何度も歌を録り直した。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:51:21.94 ID:baZeknNso
P「大丈夫だ」
P「俺は伊織の実力をちゃんと知ってるからな」
P「本当の伊織はこんなもんじゃない」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:52:24.46 ID:baZeknNso
数日後
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:53:26.31 ID:baZeknNso
なんだか心の中がじんわりと温かい。
私は自分が幸せを感じていることに驚いていた。
多分、これが……そうなんだ。
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:54:17.48 ID:baZeknNso
伊織「なによ。私のプロデュースを本当はしたくなかったわけ?」
私は不機嫌なふりをする。
P「伊織のプロデュースをできるのは、俺の人生で数少ない当たりだよ」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:55:11.82 ID:baZeknNso
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:56:04.13 ID:baZeknNso
やよい「……そうなんだ。それじゃ、夕飯の支度があるから。伊織ちゃん、プロデューサー、さようなら」
P「ああ、やよいも気をつけて帰れよ」
プロデューサーはやよいに手を振って別れを告げる。
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:57:22.02 ID:baZeknNso
もちろん、こんなことがダメなことはわかっている。
それでも、プロデューサーと結ばれた時の事を考えることでしか、この胸のざわめきは止められない。
さっきやよいが現れなかったら、私は自分の思いを伝えてしまっただろう。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:58:29.06 ID:baZeknNso
P「……」
伊織「兄のような存在と慕ってくれるアイドルを、そんな目で見ちゃいけないって思ってるでしょ?」
P「……そんなに分かりやすいか?」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/06/04(月) 20:59:36.83 ID:baZeknNso
その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが砕ける音がした。
やっぱりプロデューサーはやよいが好きなんだ。
私は納得していた。
87Res/74.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。