5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 14:50:53.93 ID:lq5rbuvco
 「おう、お疲れ輝子」 
   
 「フヒヒ……ま、待っててくれたの……?」 
   
 事務所に向かって歩きだすふたり。 
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 14:53:53.50 ID:lq5rbuvco
 「もう輝子も立派なアイドルなんだからな。外じゃ、あんまり手を繋いだりとかしないほうがいいんだろうけど……」 
   
 「そ、そうなの?」 
   
 「そりゃあアイドルだからなぁ。Sランクのトップアイドルともなれば無敵だけどさ」 
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 14:58:24.13 ID:lq5rbuvco
 3 
   
 朝の事務所。 
   
 「お、おはよ、ござます……」 
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:02:02.50 ID:lq5rbuvco
 4 
   
 ――― 
 ―― 
 ― 
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:07:31.97 ID:lq5rbuvco
 「星さん、そろそろステージ入りお願いしまーす!」 
   
 「ふひゅっ! は、はい……!」 
   
 スタッフの指示にびくりとしてから、輝子は最後にもう一度振り返った。 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:11:01.22 ID:lq5rbuvco
 5 
  
 ― 
 ―― 
 ――― 
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:14:14.00 ID:lq5rbuvco
 6 
   
 「星さん、まだ声が小さいわ」 
   
 「フヒッ! は、はい」 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:20:00.05 ID:lq5rbuvco
 7 
   
 「はぁ……」 
   
 休憩時間。 
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:24:00.24 ID:lq5rbuvco
 輝子が悩んでいると、ケータイが着信して、驚いて取り落としかけた。 
   
 「わっとと……も、もしもし?」 
   
 『あはは、なにやってんだよ輝子』 
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:28:38.02 ID:lq5rbuvco
 8 
   
 誰もいない堤防を並んで歩く。 
   
 「ほら、輝子」 
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:32:10.10 ID:lq5rbuvco
 「あ、月が出てる」 
   
 その呟きに顔を上げ、輝子は空を見渡した。 
   
  
25Res/13.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。