過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」短編集
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:09:51.89 ID:OcKQEmd6o
ベビー用品売り場に辿り着き、店員さんに布団の話を聞く。
親切な店員さんで、色々と細かい説明をしてくれた。
やはり通販ではなく店に来て良かった。
ちなみにアラス・ラムスは貞夫の腕の中で眠っている。

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:10:20.51 ID:OcKQEmd6o
フロアを移動する。
三人で寝るための大きいベッドも欲しいと思っていて、どうやら家具のあるフロアもあるようなのだ。

真奥「お、この辺じゃね」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:10:49.36 ID:OcKQEmd6o
真奥「さすが、広いな」

いつも寝ているベッドは、本来親子で寝られるようなものではない。
アラス・ラムスの寝相が良いから何とかなっているが、ぎゅうぎゅうだ。
それに比べて、このベッドは余裕を持って寝られる。が――
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:11:20.33 ID:OcKQEmd6o
真奥「ほら、アラス・ラムス」

アラス・ラムス「まぐろばと!」

手渡された紙袋に目を輝かせるアラス・ラムス。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:11:47.49 ID:OcKQEmd6o
しかし、公園で三人でベンチに座り、ご飯を食べている私達の姿は……

真奥「まるで、本当に親子みたいだな」

彼が、私の思っていたことを言い当てた。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:12:14.22 ID:OcKQEmd6o
がたんごとん、と電車が揺れる。
同時に、腕の中と、肩にかかる重みも。

恵美「うう……」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:12:47.79 ID:OcKQEmd6o
【聖職者の悩み】

鈴乃「……しかしなんだな、これが魔王軍幹部の姿とはな」

漆原「その側で茶を飲む聖職者に言われたくないんだけど」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:13:15.35 ID:OcKQEmd6o
漆原「それもどうなのかなー」

鈴乃「……何?」

聞き返すが、漆原は鈴乃を振り向くことなく続ける。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:13:48.46 ID:OcKQEmd6o
漆原「あいつアラス・ラムスにはお菓子買ってやったりするんだよねー。僕が通販で買うと怒るくせに」

唇を尖らせ文句を言う漆原。
その姿に、鈴乃は疑問を抱いた。

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:14:19.93 ID:OcKQEmd6o
漆原「……ま、何よりも」

鈴乃へ向けていた視線をパソコンに戻した漆原は、

漆原「こんな最高の暇つぶしアイテムは魔界にも天界にもないしね。人間やばい、マジやばい」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/13(土) 19:15:05.69 ID:OcKQEmd6o
【嫁と姑】

恵美「……重いわね……安売りしてたからって買いすぎでしょこれ」

芦屋「貴重なタンパク質だ。冷凍すれば一ヶ月はいける、問題はない」
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