過去ログ - ゲームは一日一時間
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17: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:22:48.33 ID:EnRHzSex0

疑心暗鬼になるかとも思うのだが、神様のフェア精神は中々なものだった。

選べるというので、僕は男性から女性まで、様々な観測者に目を通していった。
と、その中でも、一際に大きく装飾された女性らしき観測者が目を惹いていた。
以下略



18: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:23:16.76 ID:EnRHzSex0

「平均寿命は何歳ですか。これは、どういう意味なのでしょうか」

「ええと。恐らく、猶予期間のようなものではないでしょうか?」

以下略



19: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:23:50.14 ID:EnRHzSex0

件名 : ゲームは一日一時間

本文 : 一日を一時間にするゲーム

以下略



20: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:24:25.86 ID:EnRHzSex0

あなたは 幸せ です。




21: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:25:04.76 ID:EnRHzSex0

僕が次に目覚めたのは、ノックの音と共に、母親が部屋に入ってきたときだった。

後々聞いた話だが、僕はベッドの中で酷くうなされていたらしい。
それを母が見つけて、僕を揺り起こしたところ、飛び起きたのだ。
以下略



22: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:25:35.22 ID:EnRHzSex0

一週間。

なぜ、一週間なんだ。今はゴールデンウィークでも、なんでもないはずだ。
なら、なぜ。僕は、記憶を辿っていく。今のこと。少し前のこと。少し前?
以下略



23: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:26:06.83 ID:EnRHzSex0

一週間後。正確には七時間後に、僕は起こされた。

外はまだ暗いようだ。「今日は夜か」と呟く父に頭を抱えた。
となると、いずれ、朝も昼も来るということになるのだろう。
以下略



24: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:26:39.36 ID:EnRHzSex0

僕は、あまりの驚きに声も上がらなかった。

何度も見た顔。幼少期より、ずっと大人びて、綺麗になったと思う。
男子は一斉に笑顔になり、女子は苦々しいような表情であると見た。
以下略



25: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:27:09.17 ID:EnRHzSex0

僕たちは、教師陣の紹介を終え、教室に戻っていた。

僕のクラスの担任である先生は、威厳を撒き散らしていた。
気持ちは分からなくもない。美人が二人も増えたのだから。
以下略



26: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:27:39.48 ID:EnRHzSex0

「はい、今日はこれで終了。解散だ」

先生はいつもより張り切っている。隣の副担は面倒そう。
何のために教職員になったのだろうか。よくわからない。
以下略



27: ◆tSiWM5GIyDZg[saga]
2013/07/14(日) 18:28:09.56 ID:EnRHzSex0

「君なら、もっと頭のいい所に入れたと思うんだけどな」

「それもできた。けど、なんて言うか。理由があるのよ」

以下略



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