過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:19:13.15 ID:HqZl913Bo
一方、突然現れた少女にそんな台詞を吐かれた少年は

「……上条さんと会うだけでそんなにピンチですかそうですか」

そう、何だかお疲れ気味に、少女へ言葉を返す
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:19:53.48 ID:HqZl913Bo
「で?」

「……で? っと言われてもなぁ」

「だから一体何が起こったか聴いてるんですの。ついに脳までお猿さんに退化してしまわれたんですの?」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/22(日) 19:20:40.11 ID:HqZl913Bo
「つまり、そのお嬢さんの鞄がそこでグースカ寝ている男性に引ったくりに遇い、それを偶々通り掛かった類人え…… 」

「……上条さんが取り返し、ついでに無力化もさせた…… という事ですのね?」

「正確には、そこの横路から出て来た上条さんと、逃走して来たそいつが衝突して、そいつだけ気絶した、なんですけどね 」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/22(日) 19:21:16.25 ID:HqZl913Bo
「では調書を作成する為、最寄りの警備員支部までご同行頂きたいのですが」

「構いませんが…… 時間の方は……?」

「ご心配には及びませんわ、簡単な書類に記入して頂ければ終わりですの」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:21:56.16 ID:HqZl913Bo
「はあ?」

「と! とっ! 殿方っ! お姉様はどうしたんですの?!」

「はあ? お姉様って…… 御坂の事だよな?」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:22:57.80 ID:HqZl913Bo
「……これは酷い」

「下手に暴れて余罪が付くよりかは、コチラの方が余程当人の為になりますの」

「ああ、そういう考え方も在るのか…… なぁ……?」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:24:43.37 ID:HqZl913Bo
「良いお返事ですの」

「では」

そう言って少女は女性と寝こけた男性に手を伸ばし転移の準備に入る
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:25:16.04 ID:HqZl913Bo
一方、お礼を言われた少年は若干照れながらも

「いや、だから、お礼を言われる様な事なんて……」

そう、謙遜、と言うべきか本音と言うべきか、そんな事を口にする
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:26:00.61 ID:HqZl913Bo
「……もう、よろしいですの?」

声こそ平静を保ってはいるが、内心苛ついていた。何故苛ついているのかは、少女自身にも分からなからない

きっと、それが分かる様に成るのには、もう暫く時間が掛かる…… のかもしれない
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:28:02.16 ID:HqZl913Bo
「お待致しましたわ」

街行く量産型バカップルを眺め、なんだかアンニュイな気分に陥っていた少年の背中に声が掛かった
少年は振り向き声の発信者を認める

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:28:44.56 ID:HqZl913Bo
「だから上条さんは純然たる霊長類ヒト科のホモサピエンスだっつの ……ん? 奢ってくれんの?」

「だからそう申してるじゃありませんの」

「んー、でもいいって、別に奢って貰う様な事してないし」
以下略



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