過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:58:44.76 ID:HqZl913Bo
「……ですから、殿方は変な事を考えないで下さいまし」

「困ってる人が居たから助けた…… それだけで良いじゃありませんの……!
理由なんて、考えなくったって」

以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:59:22.56 ID:HqZl913Bo
「あはは、あんな風に説教されちゃあなぁ、肝に銘じておくよ」

「……それに、俺自身、その"馬鹿な考え"って奴を本気で信じてるわけじゃないしな。実際のとこ」

「そう…… なんですの?」
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:00:05.57 ID:HqZl913Bo
「……」

それまで一心に少年の述懐を聞いていた少女は一拍間を置いたあと

「ほうほうなるほど」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:00:34.68 ID:HqZl913Bo
「……」

「……」

「……少し、温くなってしまいましたわね」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:01:15.29 ID:HqZl913Bo
そんな空気の中、少女は

ふう…… 仕方有りませんわね……
お姉様、黒子の不義理をお許し下さいまし

以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:02:09.05 ID:HqZl913Bo
「はい、そのサンタクロースですの。ただ、細かい事を言えば、子供は子供でも、良い子に対して、ですの」

「ふぅむ、確かにそうだったかもな」

「ええ、ですから、サンタクロースさんも、殿方のプレゼントにはさぞかし気合を入れていた事だと思いますの」
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:02:48.20 ID:HqZl913Bo
「ですが、ここが学園都市だという事を忘れてはいけませんわ」

「……ん?」

「高度に発達した科学は、魔法と見分けがつかない」
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:03:17.96 ID:HqZl913Bo
だが、そんな少年とは対照的に、少女は

「いいえ、居ますわ」

「誰かの為駆けずり回るお人好しの少年に、何かをしたいと願ったサンタクロースが」
以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:03:46.48 ID:HqZl913Bo
「……さてと」

残っていた紅茶を飲み干した少年は、一段落付ける様に、少し強い声を出し

「そろそろ出るか?」
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:04:25.84 ID:HqZl913Bo
その言葉と共に二人は椅子から立ち上がり、サクサクっと会計を済まし…… とはいかなかった

そう

片方は、何枚かの招待券を持ったお人好しの少年で
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:04:57.13 ID:HqZl913Bo
「殿方、本日はご馳走さまでした」

Momijiを出た少女は、そう言って、頭を下げる

一方、言われた側の少年は
以下略



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