過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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120: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:17:13.67 ID:kUxqWQ5uo
色々やりたかったこと、普通の生活を犠牲にした。

それが他の魔法少女と馬が合わない要因になったとしても、
私を孤独に追い込むのだとしても、
他の見知らぬ誰か一般人を自分より優先するスタイルは変えなかった。
以下略



121: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:18:59.61 ID:kUxqWQ5uo
ベベは私が作った。

効率的な魔力供給を毎日あれこれ細かく試行錯誤していく内に、
その認識は私の中で半信半疑から確信に変わっていた。

以下略



122: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:24:04.82 ID:kUxqWQ5uo


『イマ、タノシイ、ジカンノ、ツヅキ。タノシイ、ジカン。イツマデモ、ツヅカナイ』


以下略



123: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:25:42.59 ID:kUxqWQ5uo
顔一面に笑顔が広がっているような笑い方じゃない。
べべにそんな笑い方はできない。

口角を限界まで引き上げて、笑っているのだと相手に印象付ける。

以下略



124: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:28:08.93 ID:kUxqWQ5uo


『ワカラヌ。デモ、スグ、アエル。シッテル』


以下略



125: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:30:32.60 ID:kUxqWQ5uo
べべは大体こんな意味の言葉を、私に伝えようとしていた。


私と一緒に毎日を過ごしてこられて幸せだった。
今お別れしても、すぐにまた違う形で再会できる。
以下略



126: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:31:41.80 ID:kUxqWQ5uo


「…………べべは、怖くないの?これから、消えてしまうのよ?」

『マミダッテ、ヒトリ、コワイ。デモ、マケナイ。ソレト、オナジ』
以下略



127: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:33:20.48 ID:kUxqWQ5uo


『ワラッテ。ワラッテ。マタ、スグ、アエル』

「…………っ!」
以下略



128: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:35:17.80 ID:kUxqWQ5uo
一秒、一秒.、この時間が少しでも長く続いて欲しいと心から願い続ける。

その我儘をベベに向かって押し通すことも、
自分の心から投げ捨て諦めることもできなかった。

以下略



129: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:36:56.94 ID:kUxqWQ5uo


『アリガトウ』 




130: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 13:40:22.32 ID:kUxqWQ5uo
それはまさに一瞬の出来事だった。

頭からつま先まで細い線が螺旋状に走ったかと思うと、
ベベはグニャリと歪んで、すぐさま黄色のリボンに変わった。

以下略



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