10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:04:22.43 ID:Y5VyRhna0
さやか「ん? ああ、恭介? あいつなー……」
さやかは語尾を濁して、頭の後ろに手を回した。
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:06:49.82 ID:Y5VyRhna0
さやか「……って、あたしのことはどうでもよくって」
さやか「ねぇほむら、私らもどっか行かない?」
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:08:25.77 ID:Y5VyRhna0
さやか「急に……なんだよね」
さやか「あんなに仲良かったのにさ……急によそよそしくなって……」
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:10:07.86 ID:Y5VyRhna0
この三角関係が端を発するデリケートな問題は、恋をしたことのないほむらにとって未知の領域であり
何より、第三者でしかないものが口を挟んでいいものかどうかが分からなかった。
ただ、ずっとさやかが知らないまま、というのも問題があるように思った。
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:14:43.35 ID:Y5VyRhna0
さやか「あたしに出来ること、何かないのかな……?」
ほむら「話さないってことは、たぶん一人になりたいんじゃないでしょうか」
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:20:39.19 ID:Y5VyRhna0
◇
さやかと別かれた後、ほむらは駅前の大通りを自宅に向かって歩いていた。
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:21:51.32 ID:Y5VyRhna0
ほむら(一体どこまでいくんだろう……?)
段々下がっていく気温が吐く息を白く染める。
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:23:18.51 ID:Y5VyRhna0
ほむら(そんなぁ……)
ついに涙が溢れてきた。
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:25:33.77 ID:Y5VyRhna0
高級感漂うアンティークな雰囲気のものから、若い女性の部屋にも似合いそうなお洒落な物まで
一通りそろっているようだ。
それらに興味が惹かれ、さっきまでの不安は吹き飛んでいた。
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 21:27:37.43 ID:Y5VyRhna0
「何かしら?」
少し振り返って少女は答えた。
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