35:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 01:47:36.43 ID:J0pbJsXm0
上条「どうかしたかい? さやか」
さやかはハッとして恭介の方に向き直る。
36:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 01:50:56.55 ID:J0pbJsXm0
◇
自宅とは反対方向に歩いた所にある橋の袂にたどり着くと、ほむらは寄りかかるように欄干に体を預けた。
37:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 01:52:56.91 ID:J0pbJsXm0
ほむら「……ちょっと、ね」
伏し目がちなほむらの言葉に続きは無く、それを悟ったキュゥべぇは
38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 01:56:33.68 ID:J0pbJsXm0
ほむら「ねえ、キュゥべぇ。ちょっと聞いてもいい?」
間を持て余してキュゥべぇに訪ねたのは
39:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 01:57:16.27 ID:J0pbJsXm0
ほむら「そして思ったの、きっといろんなものを忘れてしまった結果が今ここにいる私で」
ほむら「その今の私とはなにもかもが違う、本当の私がいるんじゃないかって……」
40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 01:58:42.71 ID:J0pbJsXm0
QB「記憶の喪失に至るパターンは三つある。一つは恒常的に行われている不要な記憶の排除」
QB「二つ目は心に深い外傷を負ったときだ」
41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 01:59:56.34 ID:J0pbJsXm0
QB「それは、他者によって記憶の介入が行われた場合だ」
ほむら「? 良く分からないかも……それってどういうこと?」
42:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 02:01:05.63 ID:J0pbJsXm0
QB「まぁ、いろいろ話したけれど、別に深く考える必要はない」
QB「人間は君ぐらいの年頃の子になると、ふとした切っ掛けで自分自身に存在意義を見出そうとする」
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2014/02/17(月) 02:04:22.25 ID:J0pbJsXm0
ほむら「でも、キュゥべぇ。一つだけどうしても知りたいことがあるの」
QB「なんだい?」
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2014/02/17(月) 02:05:38.65 ID:J0pbJsXm0
ほむら「……ありがとうキュゥべぇ。全部納得できたわけじゃないけど」
ほむら「ちょっとだけスッキリしたかも」
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