過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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30:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:11:20.31 ID:ygwalSWe0
ちなみに式と黒桐は別々に暮らすことになっている。

橙子が式に「なんだおまえ、黒桐と暮らせばいいじゃないか」とニヤニヤしながら告げると、

式がナイフを橙子に飛ばして暗に「オレたちの間に余計な口を挟むな」と眼と殺気で告げたのである。
以下略



31:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:12:12.66 ID:ygwalSWe0
―――これが後に、昨年凍結した絶対能力者進化実験(level6シフト計画)の行く末を大きく変えることになることを、

蒼崎橙子は知るよしも無ければ興味もなかった。


32:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:12:55.92 ID:ygwalSWe0
余談だが、式が学園都市に来るにあたり、両義家の屋敷は学園都市に移転することも考えられた(秋隆氏が騒いだため)が、実際には起きなかった。

「自由に私たちが外へ出る権利を寄越せ。外でやらなくてはならないことができないとなると、
、、、、、、
そういうものを学園都市でやらなければならないんだ」
以下略



33:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:14:05.28 ID:ygwalSWe0
なお、その日、黒桐達に「行ってくる」と告げた蒼崎橙子と、
「今戻った」と告げた蒼崎橙子は別の器であったことを知るのは、蒼崎橙子とアレイスターだけである。


ともかくそういうわけで、両義家の難しい問題は無事パスされているし、伽藍の堂御一行の外との行き来は自由になのである。
以下略



34:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:15:05.61 ID:ygwalSWe0
するとそこに黒桐幹也が現れる。

「式の話だと、その変な力で弾丸になった金属が、右手に触れただけで殺傷力を失ったんだよね?」

呑気な声で、紅茶を淹れながら質問をする。
以下略



35:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:16:29.36 ID:ygwalSWe0
「世界の修復のための基準点・復元点といったところか。
魔術師たちが大真面目に好き勝手やったら、世界なんて簡単に歪む。
もとの世界がどうだったか、分からなくなってしまうくらいにな。
そこで、魔術師たちがもとの世界へ戻したいと願った結果生まれたのが、イマジンブレイカーってやつさ。
もし魔術の影響を受けないものがあれば、世界を歪めてしまってもそれだけは元の姿を保ったままだから、
以下略



36:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:19:11.03 ID:ygwalSWe0
また聞きなれない単語が出てきたので、黒桐は素直に質問をする。

「橙子さん。抑止力って、なんですか?」


以下略



37:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:19:54.18 ID:ygwalSWe0
黒桐は話がまるで理解できなかった。

言っていることはわかるのだが、あまりに現実味のない話過ぎるのだ。
出る名前、組織、その少年の功績、いずれもあまりにぶっ飛んでいて、まったく信じることができない。

以下略



38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:22:10.56 ID:ygwalSWe0
―――両儀式と名乗る女と別れた上条当麻は、通り魔の男を上条いきつけのとある病院まで、
全身から血を流しながらも頑丈な体を遺憾なく使い倒し、なんとか気合いで連れていった。

通り魔の男の腕がもげているのに血がまったく流れていない上、
切れ方があまりに美しいというか筋組織がまったくめちゃくちゃじゃないというか、
以下略



39:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:25:28.57 ID:ygwalSWe0
「それ、多分直死の魔眼なんだよ!」

「直死の魔眼……?なんだそれ、厨二病じゃあるまいし」

「イマジンブレイカーに言われたくないかも!」
以下略



40:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/12(水) 17:28:52.36 ID:ygwalSWe0
直死の魔眼―――
モノの『死』を視る眼で、魔眼の中で最高位のものである。

これは『魔眼』と呼ばれることがままあるが、これほどの能力は魔術によってでは為しえない『超能力』であり、『直死の眼』と呼ぶほうが正しいとされる。

以下略



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