過去ログ - めう「お嬢様めうめうと執事ひなひな」
1- 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:01:42.30 ID:hHVO6o2Ro
◆ひなビタ♪SSです
◆たまにはこういう形式でこういう設定も宜しいかと思って書きました

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:02:54.51 ID:hHVO6o2Ro
昔々あるところに、めうというお嬢様がおりました。
彼女の芽兎家ははんこ生産で大成し、この地域でも一番のお金持ちです。

ある朝、めうはカーテン付きの豪華なベッドからむくり、と目を覚ましました。

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:06:14.80 ID:hHVO6o2Ro
めうはベッドからもそもそと出ると、すぐ横にある大きなクローゼットの前に立ちました。
がちゃ、と開けるとそこには色とりどりの豪華なドレスが所狭しと詰め込まれています。

日向「今日はどれをお召しになりますか?」

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:10:13.16 ID:hHVO6o2Ro
日向とめうはあくまで主従関係ですが、二人はそんなことはないと思っています。
実際、周りから姉妹じみた関係だとよく言われます。
二人はとても仲良しです。
しかし、めうはそれでは満足していませんでした。

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/15(火) 23:13:20.94 ID:URTfGE17o
ひなビタSSとは珍しい
支援


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:14:14.21 ID:hHVO6o2Ro
午後3時。おやつの時間です。
めうは身内だけでおやつを食べるのではなく、お友達とおやつを食べるのが好きです。

まり花「めうめうっ!今日のちくわパフェはとってもおいしいよっ!」

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:18:16.95 ID:hHVO6o2Ro
まり花「じゃあねめうめう!次はりんちゃんを連れてくるねっ!」

めう「ばいばいめう〜」

めうは笑顔で手を振って帰るまり花を見送ります。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:22:28.15 ID:hHVO6o2Ro
それから夜になりました。
お風呂に入って、歯を磨いて。おやすみなさいの時間です。
白いベッドに潜り、日向によく似たぬいぐるみを抱き抱えます。
日向はベッドに潜っためうに柔らかい布団をかけ、彼女に向かって微笑みかけました。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:26:14.76 ID:hHVO6o2Ro
……数十分後!
めうは顔を真赤にして照明を消し、ベッドに潜り込んでいました。
息は荒く、妙に部屋が暑苦しく感じます。

めう「はぁっ…はぁっ……」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:30:38.67 ID:hHVO6o2Ro
もう我慢の限界です。
めうは悪いことだとは分かっていても、自身のぺったんこな胸をす、と服越しに触りました。

めう「ふぁ……」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:34:27.21 ID:hHVO6o2Ro
そう、めうは日向が大好きです。
幼い頃からずっとそばに居てくれて、自分の世話をしてくれた日向。
実際自身に付いてくれたのは将来の練習でもあるのかもしれません。
ですが、めうは確かに日向の振る舞いから情熱や熱意を感じたし、同時に愛情も感じたのです。

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:38:17.94 ID:hHVO6o2Ro
…翌日!
いつもの様に日向が起こしに来て、めうを着替えさせてくれます。
めうは寝る前にあんなことをしたと日向には決して言いません。
言えるわけがありません。
確かにめうは日向の事を愛しています。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:42:21.07 ID:hHVO6o2Ro
その日の昼、日向はめうのお父様から呼び出されました。
めうのお父様、つまり芽兎家の当主です。

日向「何用でしょうか、当主様」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:46:22.71 ID:hHVO6o2Ro
午後3時。いつものようにめうはまり花と一緒におやつを食べます。
今日はまり花が連れてきた霜月家のお嬢様、凛も一緒です。
彼女は艶やかな黒髪に真っ黒なドレスを着ていました。
そんな凛はめうに会うなりこんな事を言いました。

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:50:18.94 ID:hHVO6o2Ro
めう「あれ、ひなひなは…?」

メイドが言うには、日向は父親に用事を申し受けられ、さっきここを出たとのことでした。
そして明日まで留守にするのだそうです。
めうは落胆しつつもメイドに本を持ってくるように言いました。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:54:14.52 ID:hHVO6o2Ro
ひなひながいないと、お勉強も楽しくありません。
ひなひながいないと、つまりません。
それは夜になっても同じことです。
めうはひなひなのぬいぐるみを強く抱き締めます。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/15(火) 23:58:18.94 ID:hHVO6o2Ro
一方日向は、山の中にあるケーキ屋さんにいました。
確かに距離は結構あり、今日はここ付近にテントでも張って泊まりになりそうです。
日向はコンコンとドアを叩きました。

日向「すいません」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/16(水) 00:02:23.38 ID:eVlFbbiuo
「あれ、こんな遅くにお客さん……?」

咲子「あ、イブちゃん」

ドアの奥から声がしました。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/16(水) 00:06:34.64 ID:eVlFbbiuo
山奥のお店ですが、内部はなかなか広く、快適なものです。
お洒落な雰囲気な店内で、お客さん用の椅子とテーブルが2セット置かれています。
ここは喫茶店としての機能もあるようです。

日向「すいませんこんな夜遅く……」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/16(水) 00:10:14.57 ID:eVlFbbiuo
日向は外にテントを張って寝ようとしましたが、
二人の計らいで店のソファーで眠らさせてくれることになりました。
勿論最初は断ろうとしましたが、彼女らの強い押しが断りきれなかったのです。
日向は意外とこういうところがあります。
しかし、中は暖かいし、虫はいないし、まぁいいかとも思いました。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/16(水) 00:14:19.96 ID:eVlFbbiuo
その日、めうはとても早く起きました。
どれくらい早かったかと言うと、まだ太陽が昇っていないくらいです。
めうは父親に日向がどこに行ったのか聞き、日向が近くの山奥に行ったことを突き止めました。
何故そんなところに行ったのか理由は分かりませんでしたが、めうは日向に会いたくて会いたくて仕方がなかったのです。

以下略



43Res/37.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice