過去ログ - 【艦これ】「提督、榛名は……榛名は大丈夫ですよ」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:00:20.94 ID:KgKqg9VtO
「提督なら、こちらに居ませんよ」

響さんを送った後、執務室に立ち寄った私を、秘書官が出迎える。

「……では、どちらに?」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:02:24.24 ID:KgKqg9VtO
「っと、悪いな。気をつけていたつもりだが、小さくて見えてなかった」

衝撃でちょっとだけ顔が歪む。そんな私にからかい半分な口調で、目の前に立つ人物が言う。
初めて聞く声に、私は泣き濡れた顔のまま、その人物に視線を向けた。

以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:03:04.73 ID:KgKqg9VtO
「……まあ、なんだ。ーーよく、頑張ったな」

言葉と共に頭に暖かい何かが乗った。

「え……?」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/10/14(火) 16:04:29.84 ID:obgAYMZG0
これほどのアスぺ共でも出世できるのかこの世界は・・・たまげたなあ


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:08:55.58 ID:KgKqg9VtO
それから暫くして、

「落ち着いたか?」

「……はい。あの、その……すみませんでした……」
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:09:35.18 ID:KgKqg9VtO
「ほら、立てるか?」

「え……?」

「ここに置いていく訳にもいかんだろ。送っていってやるよ」
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:18:04.51 ID:KgKqg9VtO
重厚そうな扉を前にして、深呼吸。気持ちを落ち着ける。そして、その扉を緩く握った拳で三回叩く。

「入れ」

「……失礼します」
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:18:35.64 ID:KgKqg9VtO
「やり方を知らんからな、俺」

そんな胸を張って言われても。

「はあ……。じゃあ、とりあえず、最低値でやりましょう。まずは質より量です」
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:34:28.17 ID:jlF5eTxDO
「貴方が司令官? 宜しくだぴょん!」

「ああ、宜しく。と言っても、君で二人目なんだが」

「二人目? じゃあ、そっちの子が初期艦なのね?」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:39:13.86 ID:jlF5eTxDO
「ここは……」

目を開くと視界に映ったのは見慣れない天井。そして、背中に柔らかな弾力のある感覚。
どうやら、泣き疲れて寝てしまったらしい。で、そのままにしておく訳にもいかず、この部屋まで運ばれた、と。

以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/14(火) 16:39:42.72 ID:jlF5eTxDO

「さっきも言ったが、建造というのは、それを行った人物の心に強く影響される」

「建造されたばかりの艦の場合……そうだな、着任したばかりの卯月が、現に建造を行っているから、これを例えに出すが、次に着任するのも彼女と同じ睦月型だろう」

以下略



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