過去ログ - マオウシステム
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59: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:14:48.54 ID:JPB5Xzmlo
―魔王城宝物庫―

ノーブル「おかしいな…確かにこの辺りに置いたはずなのだけど…」

魔王「やっぱり、ノーブル様の口から伝えるのが一番筋が通ってると思うんですけどねー…」
以下略



60: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:17:53.64 ID:JPB5Xzmlo
魔王『混沌としたこの世界…生まれ出でた全ての命が真実から目を背け、与えられた幸せを無自覚に貪るだけの人々』

魔王『私は感じた…あぁ…何と嘆かわしいのだろう。しかし、真実を知ろうとしない事が罪なのだろうか?―――否』

魔王『知ろうとしない事もまた運命の選択…与えられた権利では無いのか?私はそう考えた―――』
以下略



61: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:21:05.40 ID:JPB5Xzmlo
エレナ『記録者…エレナ・パーシバル。記録内容…魔王の存在しうる仕組みについて』

エレナ『この記録が誰かに聞かれている時点で、私はもうこの世に居ない物と仮定して話しをします』

エレナ『この記録を聞いた誰か…出来ればこの事を、この問題を解決出来る人または機関へと渡して下さい。そして…』
以下略



62: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:22:15.72 ID:JPB5Xzmlo
エレナ『魔王への反転する条件は何段階かの条件があり、まずその第一条件は勇者である事。それが魔王の器としての絶対条件だ』

エレナ『次…第二条件、魔王の力を受け入れるための耐性がある事。勇者が戦いで強くなる事で、耐性を増しているのだと推測できる』

エレナ『更に第三条件は、魔王を倒しその力を吸収する事。恐らくはこの時点で勇者としての限界を超えると思われる』
以下略



63: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:25:12.50 ID:JPB5Xzmlo
―魔王城宝物庫―

勇者「………何だ…何なんだこれは!一体どういう事なんだ!!」

魔王「要約するとですねー…皆で仲良くなるために、魔王っていう共通の敵をでっち上げて。それを維持するために勇者を育成するシステムですね」
以下略



64: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:25:57.30 ID:JPB5Xzmlo
勇者「ノーブル様…貴方は、自分が思っている程悪役を演じ切れては居ない」

魔王「私の場合、推測する以前に真相を知っていたからですけどね。それはもう少し後で種明かしします」

ノーブル「…では勇者君………何故そう思んだい?」
以下略



65: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:28:13.54 ID:JPB5Xzmlo
魔王『貴様は勇者パーティーの魔法使い…一人でよくぞここまで辿り着いた。だが貴様のその命運もここで』

エレナ『いえ、そういう小芝居は良いので話を聞いて下さい』

魔王『……何?ククク、面白い。この魔王を前に臆する事無く対話を求めるとは…』
以下略



66: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:29:43.95 ID:JPB5Xzmlo
魔王『…良いだろう、じゃぁ答えよう。まずは現時点での彼の強さだ』

エレナ『お願いします』

魔王『正直言って、ここまで来れたのは彼自身の力というよりも、パーティーメンバーの功績が大きいね
以下略



67: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:31:32.22 ID:JPB5Xzmlo
魔王『………そういう事かぁ………本当、君は何と言うか……うん、凄いね』

エレナ『お褒めに預かり光栄です。魔王様』


以下略



68: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:33:14.51 ID:JPB5Xzmlo
―魔王城宝物庫―

勇者「―――っ!! ―――っ!! ―――っ!!!」


以下略



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