過去ログ - 魔女「流れ星に願うこと」
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1: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:21:44.83 ID:kueoVPxH0
>魔王城

魔王「よくぞ来たな、勇者よ!!」

勇者「魔王…!お前を倒さないことには、人間達に平和はやってこない!!」

魔王「フ…できるのか、お前に?」

勇者「やってやる…!!覚悟、魔王ォ!」

ガキンガキン

ドゴオオォォォン

魔王(くっ…この剣技)

勇者(魔王…流石の魔力だ)

勇者・魔王((油断したら、やられる!!))


「うるさい」


勇者・魔王「!?」

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2: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:22:34.34 ID:kueoVPxH0
最終決戦を繰り広げる両者の間に割って入ったのは、女の声。
2人はその声に驚き、戦いを止め振り返る。

「そうだ、そのまま両者争いをやめろ。ろくなことにならんぞ」

以下略



3: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:23:00.41 ID:kueoVPxH0
ズドグォオオォォォォン

見習い「うわぁ…魔王城が崩壊した…」

魔法の鏡に映し出された映像を見て、私は思った。やりすぎだ、と。
以下略



4: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:23:35.41 ID:kueoVPxH0
魔女「ふわぁ…おはよう」

見習い「おはようの時間じゃありませんよ師匠。はい、目覚ましのコーヒーです」

魔女「ありがとう。お前はよく気がつく、いい奥さんになれるぞ」
以下略



5: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:24:15.96 ID:kueoVPxH0
魔女「あぁ、いい風呂だった」

見習い「師匠、裸でうろつかないで下さい…」

魔女「どうせ女2人暮らしだ、これ位気にするな。熱魔法のお陰で体も冷えん」
以下略



6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:24:57.09 ID:kueoVPxH0
師匠は夜になると、星空の鑑賞をする。
いい加減な性格の師匠だけれど、これだけは毎晩の日課になっていて、500年間1度も欠かしたことはないという。


魔女『流れ星を見たことはあるか?』
以下略



7: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:25:26.14 ID:kueoVPxH0
そんなことを思い返している時だった。

キラッ

見習い「あら?」
以下略



8: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:26:08.51 ID:kueoVPxH0
魔女「全く…何だ?」

だけどそんな急襲に動じず、師匠はそこから動かなかった。
師匠は魔法で壁を作っていて、襲いかかってきた鎌を弾いたのだ。

以下略



9: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:26:38.36 ID:kueoVPxH0
死神「テメェみてぇに、人間を超越したヤローは世界のバランスを崩してんだよ。勇者と魔王のバトルだって、ありゃこの世界にとって必要なイベントだったわけよ。テメーはこのウン百年間、そういうイベントをことごとく握りつぶしてくれたなオイ?」

魔女「ほう、それは知らなかったな。今度から考えて行動するから、見逃してはくれんか」

死神「駄目だ。テメェは人間や魔物にとって、存在するだけで影響を与える伝説のような存在になってる。力を使うな目立つなつっても、今更無理だろそりゃあ」
以下略



10: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:27:15.94 ID:kueoVPxH0
死神「ぼぶっッファアアアァァ!?」

そして死神は、そこから吹っ飛ばされた。
地面に倒れ込んだ死神は、わけがわからないといった顔で師匠を見上げていた。

以下略



11: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:27:46.69 ID:kueoVPxH0
死神「チキショウ話が違うじゃねーかよォ!地獄の主が「お前にしかあの魔女の命は奪えん」って言うから来たのにっ!あの嘘つき薄毛野郎!」

魔女「お前、下っ端か?」

死神「あー?死神ん中じゃ100歳ちょいの若造だが、超がつくイケメンスーパールーキーだぜ」
以下略



12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/13(月) 18:29:45.87 ID:kueoVPxH0
今日はここまで。200レス以内で収まる話になると思います。

たまに漫画とかも載せていきます。自分は作業が早いので、漫画のせいで更新が遅れることはないと思います。
fast-uploader.com


13:名無しNIPPER[sage]
2015/04/13(月) 18:34:25.10 ID:Fy8O+VIOO
マジで!?

これはすげぇ期待


14:名無しNIPPER[sage]
2015/04/13(月) 18:48:02.29 ID:+Cya6YPiO
絵まであんのか
期待


15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/14(火) 18:55:45.93 ID:Vf4XnbXD0
見習い「師匠、見逃してあげませんか…?」

魔女「何だ見習い。この滑稽な男に仏心でも芽生えたか?」

見習い「いえ、そういうわけでは…師匠が彼に遅れを取るなんて今後もありえないと思いますし…」
以下略



16: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/14(火) 18:56:31.90 ID:Vf4XnbXD0
死神「クッソォ…殺されるなら仕方ねぇ…!!」ゴオォ

見習い「!?」

死神は全身から魔力を放出する。
以下略



17: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/14(火) 18:56:57.63 ID:Vf4XnbXD0
魔女「覇ッ」

師匠が手をかざしたと同時、

死神「!?」
以下略



18: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/14(火) 18:58:14.05 ID:Vf4XnbXD0
魔女「薄毛な地獄の主とやらの命令で、お前はまた私の命を奪いに来るのだろう」

死神「ナ、ナナナ何ノ話デスカネー」汗ダラダラ

見習い(図星だって丸分かり…)
以下略



19: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/14(火) 18:59:13.75 ID:Vf4XnbXD0
見習い「な、なな何考えているんですか師匠!?」

魔女「死神との同居生活だ、そういう経験をするのも悪くはない」

見習い「いやいやいや!?」
以下略



20: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/14(火) 19:00:16.75 ID:Vf4XnbXD0
取り残された私も死神も、少しの間呆然としていた。

死神「…案内してくれよ、空き室」

見習い「えっ!?あ、は、はい!」
以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/14(火) 19:02:26.72 ID:Vf4XnbXD0
今日はここまで。

漫画2枚目です
fast-uploader.com
漫画だと下品ネタばかり思いつく(´・ω・`)


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