15:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:08:44.74 ID:+HxJNIVIo
◇
その夜。唯が指定してきた場所はカラオケボックスだった。
16:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:10:02.45 ID:+HxJNIVIo
唯「素敵だよ、澪ちゃん。とっても素敵で、うれしい。……けど、本当にいいの?」
澪「いいって、何が?」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:10:45.16 ID:+HxJNIVIo
あああああ、そうだ、唯に長時間愚痴電話してたっけ。
「お付き合いは成人してから」「普通友達に相談くらいするだろ」なんて自分を棚に上げて偉そうなことも言っちゃったなあ。
でも、それにはちゃんと理由があるから言い訳させてほしい。
受験前の大事な時期だったっていうのがひとつと、あと……
18:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:11:36.29 ID:+HxJNIVIo
【謝】
寮へ戻って律の部屋に向かうまで、私はずっと泣いていた。
19:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:12:12.38 ID:+HxJNIVIo
澪「……あのさ、律――」
律「「ごめん」は無しだぞ? さっきも言ったけど、私は何も傷ついてない!全部澪の勘違い! だからな」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:13:59.94 ID:+HxJNIVIo
◇
そして。
21:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:14:51.00 ID:+HxJNIVIo
身悶える記憶なので、唯の口を後ろから手で塞ぎ、会話を止める。
そのまま唯を引きずって、
22:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:15:29.86 ID:+HxJNIVIo
唯「私の隠し事も、ちゃんと話すから。話して、話し合って、澪ちゃんがこんな私がイヤだって言うなら――」
澪「わ、別れたくはないからなっ!? 唯の秘密がどんなものなのか想像はつかないけど、ずっと好きだったんだから余程のことじゃないと嫌いになんてならないからな!?」
23:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:16:12.66 ID:+HxJNIVIo
唯「……あはは。澪ちゃん面白いよね、やっぱり」
澪「嬉しくない……」
24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:17:16.16 ID:+HxJNIVIo
【灰色の秘密】
――そして明かされた秘密は、本当に衝撃的なものだった。
25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:18:25.06 ID:+HxJNIVIo
唯「み、澪ちゃん、あのっ」
澪「……何なら、確かめてもいいんだぞ。身体の隅々まで、唯と私のどこが違うか、探してもいいんだぞ…っ」
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