27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:21:02.30 ID:+HxJNIVIo
原因が宇宙人であることにあるとはいえ、信用を失うのが怖いから踏み出せない、という気持ちはわかる。
でも、やはり唯らしくはない。「普通に生きる」と言ってた唯にとって、そんな自分らしくない自分を見ることがどれほどの苦しみだったか……私にはわからない。
……唯に私と同じ臆病なところがあることを喜んでいたさっきの自分を殴ってやりたい。
28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:21:46.28 ID:+HxJNIVIo
唯「……えへへ」
澪「じゃ、じゃあ、そういうわけで私達の関係はこのまま、ということで」
29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:22:49.12 ID:+HxJNIVIo
【透明な輪】
憂ちゃんは素直に祝福してくれた。
30:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:23:41.86 ID:+HxJNIVIo
和『それで? 唯が宇宙人だと知っても恋人として付き合うって決めてるのよね? だから私に報告したんでしょ?』
澪「う、うん、その通りです……。和はどうだった? 唯が宇宙人だって知って、何か変わった?」
31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:24:38.18 ID:+HxJNIVIo
【数日後/銀盤と黒雲】
――身近に宇宙人というものがいるとわかったせいか、ここ最近はオカルトや超常現象にも少し目が行くようになった気がする。
32:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:25:28.79 ID:+HxJNIVIo
唯「何の話してたの?」
澪「ん……」
33:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:26:14.85 ID:+HxJNIVIo
紬「唯ちゃん、こういうの好きなの?」
唯「かわいいよね!」
34:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:30:22.48 ID:+HxJNIVIo
唯「多分だけど、綺麗に整えられた畑とかは地球の文化を知らない宇宙人にとっては文字の書きやすいキャンバスにしか見えないんだよ」
澪「……なるほど。宇宙人からすればそうでも、地球人からすれば稲とかがダメになるから迷惑なことで……」
35:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:31:36.21 ID:+HxJNIVIo
紬「もしかしたら、私のせいかも……唯ちゃんが遅いの」
澪「えっ? どういうこと…?」
36:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:32:42.36 ID:+HxJNIVIo
律「おいおい……まあ説明しにくい相手なのかもしれないけど、あまり隠し事をすると澪は心配するぞ?」
唯「……うん、わかってる。澪ちゃんを傷つけてること、わかってるつもり。だからりっちゃん、何かいい方法はないかな」
37:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 18:34:22.42 ID:+HxJNIVIo
律「…………あ、解決した?」
紬「しっ!りっちゃん、お邪魔虫は退散しましょ」
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