458:名無しNIPPER[sage]
2016/04/17(日) 05:33:35.80 ID:TVog8MFV0
 かわゆい奴である 
 しかし艦娘との接触増えてきたなー 
459: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:34:01.94 ID:9cSMv6Rc0
  
  扉を開けると、目の前に女性の後ろ姿が現れた 
  
  艦娘の象徴する独特な制服と怒りを露わに小刻みに震える肩、おそらく彼女が先ほどの怒声の持ち主なのだろう 
  
460: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:37:20.88 ID:9cSMv6Rc0
  
   「……分かりました」 
  
   「大尉に掛け合ってみます」 
  
461: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:41:21.93 ID:9cSMv6Rc0
  
   「やはり……貴様が来たか」 
  
  
  机を挟んで正面に立つと、目の前の男はそう呟く 
462: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:54:32.62 ID:9cSMv6Rc0
  
   「誰が……」 
  
  
  その疑問は自然と口に出ていた 
463: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:58:01.16 ID:9cSMv6Rc0
  
   「本当……なのか」 
  
  
  独り言か質問なのか自分でもわからない言葉が口からこぼれる 
464: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 22:59:05.15 ID:9cSMv6Rc0
  
   「……状況はどうなっているのですか?」 
  
   
  頭が冷えてきたところで、再び質問を投げかける 
465: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:01:35.23 ID:9cSMv6Rc0
  
  彼女の話を横で聞きながら海図に目を落とす 
  
  そこには地図の西端から横浜の港まで伸びる実線が引かれており、その中腹に大きなバツ印が付けられている 
  
466: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:02:54.42 ID:9cSMv6Rc0
  
   「だが、その時点では現場は混乱を極めた」 
  
   「辛うじて把握した内容によると、第五艦隊の1名が重傷、それに刺激されたもう1名が特攻をしかける」 
  
467: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:05:52.42 ID:9cSMv6Rc0
  
   「オレ達、いやオレだけでもいい!」 
  
   「始末書を書けってなら、後で何枚でも書いてやる」 
  
468: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/04/17(日) 23:11:26.65 ID:9cSMv6Rc0
  
  しかし、その目論見は大きく外れた 
  
  大尉はカッと目を見開くと、椅子が倒れるのもお構いなしに立ち上がり、 
  
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