過去ログ - 飛鳥「ボクがエクステを外す時」
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32:名無しNIPPER[saga]
2016/05/11(水) 00:03:13.88 ID:ahYklvJKo

「では、いざ往かん!(いってくるね!)」

「あぁ。……幸子なら、良い反応してくれると思うよ」

以下略



33:名無しNIPPER[sage]
2016/05/11(水) 00:07:53.23 ID:ahYklvJKo
今日はここまで

独自解釈が増えてきてますね。今さらですが、苦手な方はご注意ください


34:名無しNIPPER[sage]
2016/05/11(水) 00:23:16.86 ID:UHj8rFkAO
かわゆいのう
あとらんらんのちょっと背伸びした先輩感がいい



35:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 21:25:30.00 ID:wEJbruLdo



「来てくれたんだね。いや、キミがここに辿り着かないわけがないか」

以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 21:28:36.11 ID:wEJbruLdo

「なぁ、キミの目に映るボクは揺らいでいたりしないだろうか?」

「飛鳥は飛鳥だろ? 俺が知ってる飛鳥だよ」

以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 21:32:54.66 ID:wEJbruLdo

「……そう、か。キミならボクの知らないボクをも、見つけられるのかもね。諦めの悪いキミのことだ。キミなら……フフッ」

 果たして会話が成立しているのか、それはボクらにも解らない。吹き荒ぶ風のように捉えどころもなく、言葉を交えた感触だけを残していく。ボク自身が表現出来ない不安や迷いを彼が理解し、その上で回答をしたというのなら、それは本物の理解者なのだろう。
 しかし理解者なんてものはいない。だからボクは、ボクらは解り合おうともがいてるんだ。
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 21:35:30.23 ID:wEJbruLdo

 彼のもとを離れるなんて想像すらしたくない。ボクの居場所はここなんだ。ボクの知らない世界を彼と、彼らと歩んでいきたい。そのためなら、ボクは。
 ……。
 ボクがボクであるかどうかを確認するはずが、ボクでいなければならないという枷を課されることになろうとは、ね。
 楽しいばかりじゃない、彼がいつか口にした言葉をなぞる。
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 21:38:42.63 ID:wEJbruLdo



 対抗戦フェスも間近になり、それまでのスケジュールに組まれた最後のオフの日である今日を、ボクはボクらしく過ごすことにした。エクステも付けてある。
 とはいえボクの生活、特に食生活が蘭子や幸子によって改善されてしまい、寮の食堂で朝食や夕食を取るようになったボクがボクらしいといえるかは疑問だ。まだ独りで行く気にはなれないし、それぐらいはいいかな。
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 21:41:14.25 ID:wEJbruLdo

 黙々と趣味に没頭していると、ノックの音が転がってきた。
 ……うん、片付けてから応対しよう。

「ちょっと待ってくれ。……あぁ、いいよ。どうぞ」
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 21:44:34.32 ID:wEJbruLdo

 ……。
 なんだそんなことか。

「今絶対なんだそんなことかって顔しましたよね!? ねぇ!?」
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 21:51:48.81 ID:wEJbruLdo

「あの、まさか……!?」

「他にいないだろう? あー、どうぞ」

以下略



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