過去ログ - アンパンマン「ばいきんまんはもういない」
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42:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:09:58.69 ID:Yu37ZZYbO

「おーい、みんなそろそろ寝ようぜ」


カレーパンマンはそう言いながら、こどもたちがいる教室の扉を開けた。
以下略



43:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:11:20.91 ID:Yu37ZZYbO

悲しげに去っていく二人の背中を見送って、ぼくは再び教室の扉の前に立った。
けれど、なかなか開ける決心がつかなくて、つい立ちつくしてしまう。
ぼくが知らない現実はあまりにも衝撃的で、辛いものだった。
それを、しょくぱんまんとカレーパンマンは、ぼくには隠していたと言った。
以下略



44:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:13:00.45 ID:Yu37ZZYbO

「アンパンマン。あなたはあの二人から、この子たちの話を聞いたんですね?」

「うん、そうだけど……」

以下略



45:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:14:31.31 ID:Yu37ZZYbO

呟いたぼくに、ホラーマンが答えた。


「こどもたちを救う方法が、実はあるんですね〜。
以下略



46:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:15:38.97 ID:Yu37ZZYbO

「君たち相当頭良さそうですけど、本当は何才なんですかね?」

「それは聞かないでよ。ちょっと恥ずかしいから」

以下略



47:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:17:10.91 ID:Yu37ZZYbO

「アンパンマン、痛くないの?」

「うん、パンで出来てるから痛くないんだ」

以下略



48:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:18:28.59 ID:Yu37ZZYbO

「この笑顔はアンパンマンが、自分の顔を渡したから産まれたものなんですね〜。
こどもたちが子供のように笑えるのは、アンパンマンのおかげなんですよ?」


以下略



49:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:19:47.01 ID:Yu37ZZYbO

「あの台座の上にあるのが、理の石だよ!」


こどもたちの言うとおり、暗い六角型の室内に、石の台座が見えた。
以下略



50:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:21:05.05 ID:Yu37ZZYbO

「アンパンマン!なにしてるんですか!」


はっと気がつくと、ホラーマンはこどもたちを連れて祠から逃げ出していた。
以下略



51:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:22:12.77 ID:Yu37ZZYbO

ぼくはみんなが逃げていった、扉があった方とは反対側に立ち、魔神を引き付けた。
魔神は口元に笑みを浮かべて、目から光線を出している。
木の板が光線でどんどん切り裂かれ、衝撃で宙を舞った。
すると、やっと通れるぐらいの穴が出来て、ぼくはそこから飛び出した。
以下略



52:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 16:23:41.39 ID:Yu37ZZYbO

「ひえ〜!後先考えずに顔をあげたりするからこうなるんですね!
このままじゃあ、負けちゃいますよホラー!」

「アンパンマンは顔をあげると弱くなるの?」
以下略



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