過去ログ - アンパンマン「ばいきんまんはもういない」
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47
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:17:10.91 ID:Yu37ZZYbO
「アンパンマン、痛くないの?」
「うん、パンで出来てるから痛くないんだ」
以下略
48
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:18:28.59 ID:Yu37ZZYbO
「この笑顔はアンパンマンが、自分の顔を渡したから産まれたものなんですね〜。
こどもたちが子供のように笑えるのは、アンパンマンのおかげなんですよ?」
以下略
49
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:19:47.01 ID:Yu37ZZYbO
「あの台座の上にあるのが、理の石だよ!」
こどもたちの言うとおり、暗い六角型の室内に、石の台座が見えた。
以下略
50
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:21:05.05 ID:Yu37ZZYbO
「アンパンマン!なにしてるんですか!」
はっと気がつくと、ホラーマンはこどもたちを連れて祠から逃げ出していた。
以下略
51
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:22:12.77 ID:Yu37ZZYbO
ぼくはみんなが逃げていった、扉があった方とは反対側に立ち、魔神を引き付けた。
魔神は口元に笑みを浮かべて、目から光線を出している。
木の板が光線でどんどん切り裂かれ、衝撃で宙を舞った。
すると、やっと通れるぐらいの穴が出来て、ぼくはそこから飛び出した。
以下略
52
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:23:41.39 ID:Yu37ZZYbO
「ひえ〜!後先考えずに顔をあげたりするからこうなるんですね!
このままじゃあ、負けちゃいますよホラー!」
「アンパンマンは顔をあげると弱くなるの?」
以下略
53
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:25:02.01 ID:Yu37ZZYbO
「みんな!どうしたの!?」
ぼくはこどもたちの方へと駆け寄った。
以下略
54
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:26:07.35 ID:Yu37ZZYbO
こどもたちの必死の説得と、カレーパンマン達の声が、全てぼくに集中した。
ぼくは石を握ったまま、すごく迷った。
こどもたちを消してしまうの嫌だ。そんなことはしたくない。
けれど、こどもたちはとても辛そうだ。
以下略
55
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:27:57.73 ID:Yu37ZZYbO
「アンパンマン……なんてことを!」
島の方からも、こどもたちの悲鳴が聞こえた。
以下略
56
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 16:28:59.02 ID:Yu37ZZYbO
羽の生えた女性が笑うと、こどもたちの背中からも光がのびて、一対の羽になった。
こどもたちは不器用に羽を動かして、もっと高く空をのぼっていく。
そして、さらに舞い上がったこどもたちを抱き締めて、大人の天使たちは涙をにじませた。
以下略
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