過去ログ - 提督「傑作だなぁオイ。笑えるぜ」
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15: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:48:42.73 ID:J1uwhgey0
大和「彼女たちは良くも悪くも自分の性能を知っていますから。相手が水平爆撃をしてきても、それは被害を減らすための方策だと早
合点してくれる可能性もあります」

長門「それはあるかもしれないが・・・」

以下略



16: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:49:22.70 ID:J1uwhgey0
飛鷹「丁度鶴翼の陣形って感じね。中央から行く隊は平常通り水平爆撃をしてもらうつもり」

隼鷹「ちょ、ちょっと待って。それだと翼の部分の味方は敵の直上で爆弾を投下するってことかい?それじゃ急降下爆撃と何も変わらないじゃないか」

飛鷹「ううん、右翼と左翼の皆には航空魚雷を持たせてある。急降下爆撃じゃないわ。・・・艦攻も十分危ないけどね」
以下略



17: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:49:59.74 ID:J1uwhgey0
一九〇〇。太平洋上。

月と星空が微かに照らす海上を、空母機動部隊は南鳥島へとひた走る。

赤城「最初の増援を断られてるのに、いきなりなにも言わずに送っても大丈夫でしょうか?」
以下略



18: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:50:43.69 ID:J1uwhgey0
一九二六。

爆雷を投射しながら相変わらずの全速で南鳥島へ向けて突っ走る。

すでにこの約三十分の間に八本の魚雷が発射されており、危うく春雨が当たりそうになった瞬間もあった。
以下略



19: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:51:25.77 ID:J1uwhgey0
飛んで火に入る夏の虫。

その虫は空母機動部隊。

このままいれば壊滅必至の状況で、活路を見出だすにはどうするか。
以下略



20: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:52:21.12 ID:J1uwhgey0
立て続けに二回も言葉を続けられて、提督は失笑してしまう。

提督「話が早くて助かる。俺が言いたかったのはその通りだ。頼むぞ、五月雨」

五月雨「任せてください。伊達に戦ってきてませんから」
以下略



21: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:52:57.53 ID:J1uwhgey0
二〇一〇。空母機動部隊。

所詮は潜水艦、ものの一時間程度で振り切ることは容易だった。

白露ら護衛の駆逐艦が、途中で勢い余ったのか水上航行を開始した十二隻の潜水艦を砲撃で直ちに撃沈した為、相当数が減っていると思われる。
以下略



22: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:53:58.97 ID:J1uwhgey0
さっきの戦闘でまともに応戦ができなかったことを考慮しているのか。

ならせめて不意打ちだけは喰らわないようにと、そういうことなのか。

赤城「でも、でもそれじゃ二隻であの中に突っ込むことになりますよ!」
以下略



23: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:54:42.28 ID:J1uwhgey0
二〇五〇。

白露「時雨っ、大丈夫っ?」

時雨「大丈夫じゃなくなったらちゃんと言うよ!っ、左舷後方から魚雷三!」
以下略



24: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:55:38.57 ID:J1uwhgey0
二二〇〇。補給部隊。

横須賀から出港して既に七時間が経過していた。

ずっと潜水艦に怯えていた速吸が、不安のあまりついに口を開いた。
以下略



25: ◆cDyTypz3/.[saga]
2016/08/26(金) 20:56:28.35 ID:J1uwhgey0
二四〇一。太平洋上。

長良が二隻の駆逐艦と思しき影を14km先にレーダーに捉えたのは日付変更時刻を越えてすぐだった。

五月雨「戦艦ですか?」
以下略



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