過去ログ - 五十鈴華「流されることのない、わたくしの汚穢」
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2:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 18:48:17.92 ID:uefm+U0co
授業中、おにぎりの効果は十分にあったようで、特に音が鳴ることはありませんでした。
時折、沙織さんから聞こえてくることがありましたが。

「やはり朝練後の食事も摂ったほうがいいのでは?」

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 18:56:31.05 ID:uefm+U0co
お昼休みが近づくと、流石に胃の中は殆ど空なります。
授業中に何かを口にするわけにも行かず、午前最後の授業はいつも厳しい戦いを強いられてしまいます。

だからと、姿勢を崩すわけには参りません。
表情に出すことも許されません。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 19:06:44.84 ID:uefm+U0co
あんこうチームのみなさんと共に食堂へ。

「では、五十鈴殿、どうぞ」

優花里さんは普段お弁当なのですが時折こうして食堂の料理を購入することもあります。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 19:15:23.67 ID:uefm+U0co
食卓を確保し、手にした料理を並べます。
大洗女子学園の食堂は綺麗で広いのですが、一つ一つのテーブルがもうちょっとだけ大きければと思います。
会長へ要望書を出したほうがいいのでしょうか。

「いつものことだが五十鈴さんのモノばかりが並ぶな」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 19:27:24.26 ID:uefm+U0co
昨日の練習、昨日みたテレビ番組、戦車のお話、放課後の約束。

そうした会話に花を咲かせながら、慎ましくも賑やかな昼食は進んでいきます。

「やっぱり、あそこはM4シャーマンでの攻撃が正しいのでは?」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 19:56:01.00 ID:uefm+U0co
冷泉さんが水を飲みほしたところで、食事を終える。
わたくしたちの暗黙の了解となっていることです。

「そろそろ準備しなきゃね」

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 20:07:43.07 ID:uefm+U0co
「午後もお願いします」

そう頭を下げたのは澤さんでした。
みほさんのことを一番尊敬しているのは澤さんかもしれませんわ。

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 20:17:51.87 ID:uefm+U0co
そういう問題ではないような気もします。

「今日はここにします!!」

優花里さんが選んだ個室はVI号戦車ティーガーUの砲音がする部屋のようです。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 20:43:30.13 ID:uefm+U0co
軽く息を吐き、目を閉じる。

神経を下腹部へと集中させます。

力を込めるとき、声が出てしまいます。
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 20:57:36.57 ID:uefm+U0co
別の場所から戦車の咆哮が聞こえてきました。
これでお二人が部屋から出たということになります。
時間がかかりすぎていますわ。そろそろ決めないと。

「ふぅー……」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2017/01/13(金) 21:11:33.66 ID:uefm+U0co
快楽に身を委ねてしまいそうになる自分自身を叱責し、奮い立たせる。
三度目の砲撃音が聞こえてくる。急がなくては。

紙を適量に千切り、汚れをふき取る。

以下略



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