151: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 03:54:33.91 ID:f5vhqUUmo
また光の柱を見ている。
柱を芯に歯車はゆっくり動き続けている。
152: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 03:59:48.87 ID:f5vhqUUmo
(今言っておかないと明日はたぶんこれについて彼女と話す機会はない)
「鹿目さん? こんな時間にごめんなさい」
153: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 04:03:21.50 ID:f5vhqUUmo
そしてワルプルギスの夜がやってくる。
154: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 04:09:26.04 ID:f5vhqUUmo
魔法少女は自身の性格や能力に最も適合する武器を持つ。
杏子の場合は槍だが、これほど扱いやすくて変幻自在で攻撃力の高い武器はないと密かに自負している。多節棍あるいは鞭、鉄鎖としても使うことができるが、これはリボン使いのマミの影響だ。
155: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 04:22:23.58 ID:f5vhqUUmo
予想される魔女の進行ルートは人が集まる避難所を直撃するため少し逸らせる必要があった。建設途中の高層ビルに陣取ったマミは
魔女本体から一番遠くに位置しつつ囮になる。
156: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 04:24:48.97 ID:f5vhqUUmo
弾は魔女本体に集中し、巨体が微かに揺れた。マミのソウルジェムが一気に三分の一ほど濁る。すぐさま魔女本体から触手のような影が伸びてくるのをリボンを固めた盾でいなした。
「そうそう、あなたの敵はここ。こちらへいらっしゃい」
157: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 04:29:57.34 ID:f5vhqUUmo
「それにしても大きいなあ」
夢か現か定かではない淡い体験ではあったものの、確かに一度それとは遭遇していた。
158: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 04:32:08.26 ID:f5vhqUUmo
まどかは家族と共に指定の避難所にいた。
「ねえちゃ!」
159: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/25(日) 04:33:39.69 ID:f5vhqUUmo
「限界だね。ぼくが少し散歩させて来よう。トイレにも並ばなきゃ。
おいでタツヤ」
「はいっ!」
160: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/27(火) 17:38:07.75 ID:J5IxWr5Po
ホールの外はゆったりした回廊になっていて、ぽつぽつと人がいた。疲れた様子で歩く人、備え付けの椅子に深く腰掛けてうつむく人、床に敷物を広げて壁にもたれかけている人もいる。
まどかはガラス張りになっている壁沿いに歩いた。荒れ狂う空を気にしながら進む。
建物全体に叩きつけられる雨の音が大きく響く。嵐は一向に収まる気配がない。
161: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/27(火) 17:39:45.39 ID:J5IxWr5Po
「自分を変えたい、病気を治したい、友だちと仲良くしたい、勉強ができるようになりたい、
死んだペットを生き返らせて、というのもあった。まだあるけれど聞きたいかい?」
「うん」
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