17: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:05:52.81 ID:eDj2lchjo
重い足を引きずって帰ってきた。
18: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:10:18.62 ID:eDj2lchjo
何日かぶりに会う魔法少女の先輩はさやかのベッドに座って所在無げに腕を組んでいる。
「おかえり。遅かったな」
19: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:16:08.70 ID:eDj2lchjo
「そんな疲れ果ててちゃ何もしたくないだろ。いいから楽にしてなよ」
「おせっかいはやめて。あんたそんなヤツだっけ?」
「まあいいから。な?」
20: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:19:35.07 ID:eDj2lchjo
その間にもごくゆっくりとソウルジェムは濁りを溜めこんでいく。
(魔女にだけは……あんなの絶対にイヤだ)
21: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:21:14.15 ID:eDj2lchjo
肩を抱く手に少し力を込めた。
「さやかは、すごいな」
22: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:25:16.30 ID:eDj2lchjo
「いいからもう帰って。あんたに八つ当たりしそうだよ」
「好きなだけ当たってくれて構わないけど?」
「ねえ、もう何も考えたくない。黙って帰って。
23: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:30:26.12 ID:eDj2lchjo
「あんたには関係ないでしょ」
「いや、関係ある」
「ないじゃん!」
24: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:39:05.41 ID:eDj2lchjo
柔らかいそれが触れ合った瞬間さやかは頭が真っ白になった。
意識がそこだけに集中して時間の感覚を引き延ばす。
ぬめりと相手の舌先が唇をなぞる生々しい感触に愕然とする。
25: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:41:38.90 ID:eDj2lchjo
「あ、あのさあ? 杏子?」
「言っとくけど、大真面目だから私」
「あんた変だよ? 杏子はそんなことしない……しないでしょ? おかしいよ!」
26: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:44:27.84 ID:eDj2lchjo
(こ、こんなに人の話を聞かない子だったっけ?)
さやかは半ばパニックに陥りつつ考えている。何か考えていないとどうにかなってしまいそうだ。
27: ◆GXVkKXrpNcpr[saga]
2016/09/20(火) 03:46:13.85 ID:eDj2lchjo
「杏子、わかった!」
叫んだ。
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