花陽「死を視ることができる眼」
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32:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:37:24.82 ID:AWhlWl6p0
真姫「ねえ、先輩。本当に死徒化を食い止める方法はないの?」

シエル「進行を遅延させる方法ならあります。ですが完全に止める方法はありません」

真姫「ならその遅延させる方法でもいいから教えて」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:39:17.44 ID:AWhlWl6p0
シエル「ちゃんと最後まで聞いてください。死徒化がストップすると言っても、親である死徒の影響を受けることがなくなったというだけで、吸血種としての血を取り除いたことにはなりません。ですからなんらかの外的、または内的要因で吸血種としての血を活性化させた場合、再び症状は進行します」

真姫「つまり、死徒化は一種の病みたいなものなのね」

シエル「かなり大雑把な言い方にはなりますが、概ねその通りです。親を討ち滅ぼしたところで吸血衝動がなくなる訳ではありませんから、人として在り続けようとするなら、その欲求に耐え続けなければいけない」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:40:07.85 ID:AWhlWl6p0
真姫ちゃんは一人でぶつぶつと呟きながら考え事を続けていましたが、途中でなにか閃いたのか、突然大きな声を上げました。


真姫「そうよ、いいこと思いついた!」

以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:40:54.04 ID:AWhlWl6p0
花陽「ぴゃっ!?」


唸るほどの痛みではありませんでしたが、打たれた箇所がちょっとだけひりひりします。

以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:41:50.33 ID:AWhlWl6p0
シエル「参りました。まさかお二人がここまで頑固者だとは思っていませんでしたよ。完全に計算違いでしたね、これは」

真姫「交渉成立ね」

シエル「ええ、星空さんの処分は保留ということにしておきましょう」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:42:38.64 ID:AWhlWl6p0
綺礼「いやはや、遅くなってすまない。少し野暮用があったものでね」

シエル「どこに行っていたのですか」

綺礼「今後の戦闘の為に準備を整えていた。今宵の狩りに黒鍵だけでは少々心許無い。万全の体勢で事に臨むのは当然のことだろう」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:43:20.49 ID:AWhlWl6p0
シエル「愉悦……ですって?そんなことのために一般人を危険に晒すなんて真似、許すわけにはいきません」

綺礼「ふむ。このままでは話が平行線だな……では問おう、西木野真姫。お前は己が望みのために、どちらを選択する」

真姫「決まってるでしょ。私も行くわ」
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:44:00.58 ID:AWhlWl6p0
シエル「西木野さん」

真姫「止めても無駄よ」

シエル「いいえ。止めても無駄だということはわかっていますので、止めません。ただ、あまりあの男の口車に乗せられないようにしてください」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:44:38.67 ID:AWhlWl6p0
花陽「最初はμ'sを守るためだったんです」

シエル「………………」

花陽「でも追っていく内に段々と知りたくないことまで見えてきて……スクールアイドルの良くない部分をこれでもかってぐらい晒されたとき──ちょっとだけ同情しちゃったんです。μ'sのみんながいなかったら、私もこうなってたのかなぁって」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:45:17.12 ID:AWhlWl6p0
自分の命よりも他人の命の方が大事だなんて、偽善だってわかってる。

それでも、綺麗だって思えたんだ。

凛ちゃんが喜んでる顔。
以下略 AAS



42:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:46:01.29 ID:AWhlWl6p0
シエル「はあ……似たような人が世の中には三人ほどいるとは言いますが、まさかこんなところでお目にかかるとは」

花陽「……先輩?」

シエル「私はμ'sのマネージャーですからね。メンバーが決死の覚悟で挑むというなら、お供するのが筋でしょう」
以下略 AAS



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