1:ゆっくりやるよ ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/25(火) 03:04:35.19 ID:rQ8qfi0m0
モブ(今までパッとしない人生だった)
モブ(彼女は出来ない)
モブ(友達だと思ってた奴はオレの事を紹介するとき知人と言ってて「えっ」ってなったし)
モブ(仕事先でもミスばっかり。しかも上司は年下だ)
モブ(ホワイトとは言い切れないがブラックとも言えない、そんな会社で残業時間は45時間)
モブ(特技はオナニーくらいしかない)
モブ(そんな特技が何に役たつんだと思っていたら)
モブ(電信柱に貼ってあるこんな求人を見つけたんだ)
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急募 オナニー大好きな男性
_________________________
モブ(これしかない)
モブ(そう思った)
2:ゆっくりやるよ ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/25(火) 03:10:26.93 ID:rQ8qfi0m0
モブ(俺はその場で書いてあった電話番号に電話をかけた)
モブ(すぐに面接が決まり、電話をしたその足で面接会場へ向かう)
3:ゆっくりやるよ ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/25(火) 03:19:57.48 ID:rQ8qfi0m0
モブ(そして今、俺は繁華街の裏路地を歩いている)
モブ(面接会場は求人の貼ってあった電柱から少し歩いた所にある雑居ビルだった)
4:ゆっくりやるよ ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/25(火) 03:27:35.83 ID:rQ8qfi0m0
モブ(急に冷水をかけられたように感じる)
モブ(考えてもみろ、オナニー大好きな男性を急募?)
5:ゆっくりやるよ ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/25(火) 03:43:50.26 ID:rQ8qfi0m0
??「君が電話の人だよね!」
モブ「!あ、さっきの…電話の方ですか…?」
6:ゆっくりやるよ ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/25(火) 04:05:00.50 ID:rQ8qfi0m0
モブ(三階へ上りきろうとした時、上から可愛らしい声が降ってきた)
モブ(見ると少女が腰に手をあてて三階で仁王立ちをしている)
7:ゆっくりやるよ ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/25(火) 04:06:24.77 ID:rQ8qfi0m0
なんも始まってないけど寝る
たぶん明日の夜に続く
8:名無しNIPPER[sage]
2019/06/25(火) 07:35:28.59 ID:ajYHYlCno
おつ
きたい
9:きたいありがとう ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/26(水) 00:28:21.54 ID:WGi0UK3P0
モブ(面接室として通されたのはやけに物のない部屋だった)
モブ(校長が使っているような両袖デスクに両肘を置く、クズと呼ばれていた男)
10:きたいありがとう ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/26(水) 00:56:01.41 ID:WGi0UK3P0
クズ「いやぁ〜形式ばったのって苦手なんだよねぇ」
クズ「早速だけどさ、君はどれくらいオナニーが好き?」
11:あと3レスくらいで寝る ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/26(水) 01:14:19.96 ID:WGi0UK3P0
モブ「き、君の方が偉いってどういう…?」
シコ「そのまんまの意味よ!プロ幼女であるアタシと、そのアタシを守るためのクズさん」
12:あと2レスくらいで寝る ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/26(水) 02:05:19.57 ID:WGi0UK3P0
クズ「君達、いや、君は」
クズ「性癖って呪いだ、と思ったことはない?」
13:あと1レスくらいで寝る ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/26(水) 02:05:57.92 ID:WGi0UK3P0
クズ「そうだなぁ〜神様に選ばれたとでも思っといてくれればいいよ!」
クズ「だから彼女相手にする行為は全てこの世界におけるオナニー!」
クズ「犯罪にはならないから安心してね」
14:おやすみおやすみ ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/06/26(水) 02:31:32.18 ID:WGi0UK3P0
クズ「あっ言ってなかったね!お給料はこれくらいだよ!」
モブ(クズさんは電卓を軽快にたたいて見せてくる)
15:名無しNIPPER[sage]
2019/06/26(水) 06:27:08.16 ID:/8phPgOXo
乙乙
16:一ヶ月経ってた ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/07/25(木) 00:49:12.33 ID:9/rLkwGz0
モブ(1ヶ月半後と約束してから大体1ヶ月が経過していた)
モブ(会社へは辞表を提出して)
17:一ヶ月経ってた ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/07/25(木) 01:06:51.66 ID:9/rLkwGz0
モブ(ビルがそのままそこにあることに安堵する)
モブ「ああ、良かった…現実だったんだあれは」
18:ある通学路 ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/07/25(木) 01:34:28.46 ID:9/rLkwGz0
キンコンカンコーン
下校を知らせるチャイムが鳴り、生徒の下校が始まる。
沢山の子供の中に目的の少女の姿を見かけてオレはごくりと唾を飲み込む。
白いハ〇エースの運転席でハンドルを両手でギュッと握りしめると
19:ある通学路 ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/07/25(木) 01:51:01.60 ID:9/rLkwGz0
「んっ、あっやだぁ」
後部座席から衣擦れの音と少女の震える声が聞こえてくる。
20:ある通学路 ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/07/25(木) 03:00:38.45 ID:9/rLkwGz0
しばらく走り、通学路を外れた所にある工事中のビルへ。
関係者以外立ち入り禁止と書かれた扉の前で降車し、車を中へ停めてまた扉を閉める。
このビルは後部座席の男が言えない手段で入手したビルで、厚いコンクリートの壁で囲まれ
更に工事用の遮音シートで覆ってある完璧のお楽しみスポットだ。
21:あぶねぇ寝てた ◆hLz/L9qHlWWQ[saga]
2019/07/25(木) 03:20:42.55 ID:9/rLkwGz0
ビルの中から少女の悲鳴に似た声が聞こえてくる。
男たちの下卑た笑い声も遮音されたビル内に響いている。
オレは言いつけられた用は車内でも事足りるだろうと
運転席へ戻ると、タバコに火をつけた。
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