577: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:21:17.30 ID:SZXzOB5IO
黒森峰学園都市南部 ドレスデン地区
ここには大量の学生が集まっていた。ちゃんと15歳から18歳までの高校生である。高校戦車道大会の要綱に違反する部分はない
578: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:21:47.82 ID:SZXzOB5IO
「しかし……本隊はともかく奴ら、本当に大丈夫なのか?そもそも軍属ですからないし、命令云々ではないかもしれんが……」
「今のところは大人しくしてますな、今のところは。まぁ、餌には食いついてますよ」
579: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:22:21.68 ID:SZXzOB5IO
「……ヴァレリーには軽いんですね」
セルゲイが少し気分悪そうに言う
580: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:23:08.53 ID:SZXzOB5IO
入り口の布を払うと、大きな機械が机を占拠している。無線士から手渡されたマイクを受け取る
「こちらソホフ。如何なさいましたか、プラウダ戦車隊常務監督官様?」
581: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:23:45.72 ID:SZXzOB5IO
「5号車、応答ありません!」
「8号車、エンジンに被弾で走行不能!脱出します!」
582: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:24:39.65 ID:SZXzOB5IO
そうせざるを得ないとはいえ、まんまと乗せられていることは分かっている。仮にこれすらも予測していた、いや計画に組み込んでいたのなら、とんだ化け物だ。黒森峰のために、奴だけは殺さねばならない。たとえ私の命が引き換えだとしても
黒森峰戦車隊が市街地に入った頃を皮切りにサンダース航空隊は長崎の方を目指して撤退を開始し始めた。音が遠くなる。やっと……当面の危機は去った
583: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:25:07.14 ID:SZXzOB5IO
黒森峰学園都市コットブス地区 試合会場外の一角
「まさかサンダースが介入するなんて……あそこは反硬式で対外不干渉を主張していませんでしたか?ダージリン様」
584: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:27:55.75 ID:SZXzOB5IO
何とか川を渡り、市街地に入った時、市街地はすでに窓が割れ、火の手が上がり、廃墟と化した建物の群れだった。市街地の状況に思わず絶句するほかない
サンダース航空隊は戦車隊だけでなく市街地南部も縦横無尽に焼き払う。最早黒森峰学園都市南部は復旧に数年かかるだろう、と思える、いやそう予測できるくらいの被害を受けていた
585: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:28:34.23 ID:SZXzOB5IO
そんな煙の街の中に直立する審判は、無表情で2本の旗を共に下げている。ただ己がそうあるべき姿を示し、職務を遂行している
「試合は、まだ継続しているようね」
586: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:29:28.57 ID:SZXzOB5IO
「諸君」
一度息を吸い、深く吐き出した
587: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/03(日) 22:30:25.51 ID:SZXzOB5IO
〜
黒森峰女学園学園長賛歌
『神よ我らの総統を祝福せよ』
708Res/678.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20