646: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 21:59:50.45 ID:DJC40sPbO
「……それが一番早い。他の武器庫が見つかる、または見つかっても警備が緩め、という保証はないし……むしろここでモタモタしている方が見つかるリスクは高い」
どうしてだ。どうして人を殺そうって話をしているのに、ここまで平然と話せるんだ
647: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:02:01.80 ID:DJC40sPbO
マガジンを込めてあることを確認し、引き金に指をかけ、その二人が此方に姿を現すのを待つ。弾は20発、これで倒せなかったら死ぬしかない。時は来た。見回る二人が一緒にこっちの方に姿を見せた
「……行くか?」
648: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:03:31.48 ID:DJC40sPbO
かなり力を入れて立ち上がって合流する。薄暗い中に入ると、縦長のケース、整頓された自動小銃など、よく分からないものを含めたくさんのものが並んでいる
「どれがその対戦車兵器、ってやつなんですかね?」
649: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:04:56.50 ID:DJC40sPbO
四角錐型の物の先に紐がついている。底を近くにあった鉄のケースに近づけると、重いドアに鍵が掛かるような音がしてガッチリとくっ付いてしまった。引っ張ってもずらそうとしても外せなくなったので、仕方なくそのままにする
「……何かあったのかい?」
650: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:11:11.42 ID:DJC40sPbO
奥にあったカバンを手に取り、お互い二つずつその爆弾を入れてから、その場を立ち去ろうとした。しかしそのまま立ち去れるほど、私は気丈な人間じゃない
「……早く行こう。ここを爆破するのは面倒そうだし」
651: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:12:41.42 ID:DJC40sPbO
今度は境界付近で折り返すことなく、市街の奥へと進んでいく。道中道の隙間に身を潜めながらあてもなく進んでいくが、奥まで行っても人がいない
「本当に……誰もいない」
652: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:14:20.63 ID:DJC40sPbO
「く、黒森峰が……大洗以外から攻撃されてる……」
こんな装備が大洗にあるはずがない。あってもこんなところに持ってこれるはずがない
653: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:20:01.89 ID:DJC40sPbO
地下室への木の扉が床にあるのを見つけ、すぐに身を滑り込ませる。中にある階段を降り、階段の途中で段を椅子代わりにして腰を下ろす。まもなく近くにも爆撃が開始されたようで、爆発音だけでなく振動も地下室に伝わってきた
「……やっぱり爆撃みたいだ」
654: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:24:05.50 ID:DJC40sPbO
「……さぁね。強いて言うなら……環境?」
「環境、ですか……そうなると、船底の、でしょうか?」
655: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:25:52.87 ID:DJC40sPbO
「……それじゃあそうだね……学園艦の底の方、上じゃ大洗のヨハネスブルグと呼んでるって話だけど……ま、桃さんがなんとかしてくださっおかげで今はマシだけど、昔はほんとそのままだったね。ほんと数年前までは」
「数年前、までですか」
656: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:27:25.96 ID:DJC40sPbO
「……話が早いのは、こういう時はいいのか知らないけど……まぁ、当たりだろうね。私の店は、金を求める派閥対立の立派な舞台だった」
やはり……そして、元々の疑問の解決になる鍵も、きっとここにある
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