【オリジナル】イノセンス
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8: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:01:10.88 ID:EqlApZsio
「滅相もございません、王女様」

「姫様、よくご自分から謝ることができましたね。
 シルフは誇りに思います」

以下略 AAS



9: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:01:55.53 ID:EqlApZsio
「冗談です」とクツクツ笑いながら「それでは」とまた一言残して、ソフィアを抱きかかえたシルフは宿舎を出ていった。

「はっはっはっ、誂われちまったなぁ、マーディン?」

「いや、なんつーか、シルフ隊長ってすげー良い人なんスけど、掴みどころがないっていうか…。
以下略 AAS



10: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:02:56.51 ID:EqlApZsio
ヘルト連合王国は大きく三つの地区に分かれている。
広大な湖の中心にある小島に、王城、貴族階級の住居・宿泊施設を備える最も狭い地域を「ムート区」。
職人、商人、教会関係者の住居の他、庁舎、各種ギルドホールなど、交易・都市機能の中心となる埋め立てられた地域を「クラフト区」。
クラフト区から東西南北に伸びる長い四つの橋から先、湖畔を造成した一般的な労働階級の人間が住む最も広い地域を「リーベ区」と呼ばれ、いずれの地区も砲撃に耐えられる厚い外壁で囲まれている。
王都の市民はクラフト区とリーベ区の行き来は自由であるが、ムート区への立ち入りは原則できず、往来する外部の人間は各地区に入る前に税を支払う必要がある。
以下略 AAS



11: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:04:27.56 ID:EqlApZsio
「おお、シルフか」

「これは、アルド老師様、おはようございます」

紺色のローブを着たやや恰幅のいい初老の男が、たっぷりと蓄えた顎髭を撫で付けながらシルフ達に声を掛けてきた。
以下略 AAS



12: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:05:40.65 ID:EqlApZsio
「やあ、シルフ君。朝から姫様のお守りかい?
 宿舎に寄った時に聞いたよ、君が姫様を泣かせたってね?」

エドゼルがニタリと笑いながら茶化すようにシルフに詰め寄った。

以下略 AAS



13: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:06:12.10 ID:EqlApZsio
「などと言われまして、国王に進言したところ、問題なし…とのことで…」

「ふむ、フェンリル一族に騎士に魔闘士、それにお前の部下が四人、何も問題ないではないか! はっはっは!」

「良い部下を待ちましたね、シルフ様」
以下略 AAS



14: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:06:54.24 ID:EqlApZsio
上司と部下のちょっとした諍い、というには上司の一方的な説教にルイーサは自分の夫の性格にため息がでたが、まぁ、仕事になると熱心になるところに惚れているという自覚があるので目をつむることにした。
それよりも、ルイーサはある提案をしてみることにした。


「シルフ様、もし宜しければ姫様と一緒に私達の家に来ませんか?
以下略 AAS



15: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:07:28.36 ID:EqlApZsio
「心配せずともよいぞ!
 王にはワシから弁明してやる! 心配するな!」

「国王陛下は問題ないかと、問題は女王陛下がなんと仰るか…」

以下略 AAS



16: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:08:47.98 ID:EqlApZsio
魔闘士とは主に破壊魔法を駆使し、敵を討つことに重きを置いた兵科である。
鉄砲や大砲が普及しつつあるこの世界に置いても、歩兵の後方から強力な魔法攻撃の支援を行える戦の要となる部隊だ。
同盟を結んだ各国の貴族階級の人間を主体に構成され、武系貴族が支持母体となる連合騎士がこの国の花形であるが、魔法の才さえあれば出世ができること、破壊魔法以外の変性・付呪・魔法薬学といったこの国を支える魔法科学分野へ転身が容易であり、それを支える大商人や魔導系貴族の後ろ盾を持っていることから、騎士団以上の権威があると言われている。

魔法剣技部隊、通称「レンジャー」はエドゼル・ハバーの提唱で魔闘士部隊から枝分かれした新設部隊である。
以下略 AAS



17: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:09:29.39 ID:EqlApZsio
時刻は午前、城門の前で先に待っていたシルフとソフィアは門番のヘルベルトとマーディンに事情を説明していた。


「そういう訳で、本日、姫様はアルド老師のお誘いで一緒にクラフト区の市場まで足を運びますので、私も同行致します。
 終課の鐘が鳴るまでには戻りますが、何かありましたらレンジャー隊長補佐エアンストまでお知らせ下さい」
以下略 AAS



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