83: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:44:26.41 ID:iX/HvtXE0
「あんな、ゆかりはん。うちはもう、自分のことも、他人のことも、どうでもええの……けどな、ゆかりはん。あんさんだけは、うちのそばに居てほしい。遠くに行って欲しくない。ずーっと、いつまでも……うちの言ってる意味、分かる?」
「うん……分かるよ」
84: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:46:10.08 ID:iX/HvtXE0
夕食も、シャワーを浴びるのも忘れて、私たちは愛し合った。
彼女の細い指が私の一番深いところまで潜り込んで、ゆっくりと掻き回した時、同時に舌を吸われながら私は、お腹の底から幸福感に満たされていくのを感じた。
また、私がその燃えるように熱い肉膣を愛撫しだした時の、彼女の淫らな表情といったら!
85: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:46:59.60 ID:iX/HvtXE0
次の日、学校から帰って、プロデューサーさんに電話をかけた。
自室のベッドに腰掛けて、その隣には紗枝ちゃんがいつものように寄り添って座っている。
86: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:47:36.98 ID:iX/HvtXE0
それから私たちは雨が上がってすっかり涼しくなった十月の夕暮れを二人、歩いて買い物へ出かけた。
紗枝ちゃんが夕飯を作ってくれるということで、煮物やら、魚やら、それらに必要な食材を買い揃えたあとは、少し贅沢な、普段は買わないような高いお菓子を買って、子供みたいにはしゃぎながら寮に戻った。
87: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:48:38.27 ID:iX/HvtXE0
その後、私が食器を片付けて洗い物をしていると、今度は紗枝ちゃんが私の横に立ってじいっと観察しだした。
「どうかしたの?」
88: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 11:50:03.69 ID:iX/HvtXE0
小休止
89: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 13:02:18.77 ID:iX/HvtXE0
十
見上げれば吸い込まれそうな青い空だった。
90: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 13:03:02.45 ID:iX/HvtXE0
それから私たちは、手ごろなお店でランチを摂ったあと、買い物をしたり、スイーツのお店を巡ったり、商店街を端から端まで練り歩いて、気付けば三時間近くもショッピングを満喫したのだった。
実際に買ったものはそんなに多くなかったけれど、私たちは学校も勉強も、アイドルのお仕事の事も綺麗さっぱり忘れて、二人きりのデートを思う存分楽しんだ。
91: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 13:03:47.42 ID:iX/HvtXE0
それから彼女はひと息ついて、
「けどなぁ、それ言い出したらうちの方こそ、ゆかりはんのプロデューサーはんに菓子折りのひとつやふたつ持っていかなあきまへんわ。一応、お咎めなしで認めてくれはったとはいえ、迷惑かけたことには違いないやろし」
92: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/10/18(日) 13:04:19.77 ID:iX/HvtXE0
「ま、ほんならプロデューサーはんへのお土産も買うときまひょか。お互いの分と合わせて……ゆかりはん?」
「はい?」
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