3: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/14(水) 23:56:25.38 ID:IScO5bqg0
「うわっ」
「よく出来てるよねー、私もちょっとびっくり」
ただのグッズだからてっきりプラスチックか何かかと思えばゴムのような柔らかい感触が返ってきて慌てて指を引っ込めた夕美を志希はケラケラと笑う。
4: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/14(水) 23:57:37.62 ID:IScO5bqg0
「ただいまー」
暗い部屋の扉が開き、夜の明かりと共に夕美は自身の住むマンションの一室に帰ってきた。
神奈川県の実家から大学や事務所に通うことは不可能ではないが、仕事が増えてきたことや学業にも専念するために両親に少々無理を言って借りた部屋だ。
5: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/14(水) 23:58:42.38 ID:IScO5bqg0
「ふぅー」
浴室からの湯気が洗面所に溢れると同時に夕美が姿を現した。タオルを胸の上から腰に掛けて巻くスタイルだが殆ど拭き取っていない為重力の影響を受けた滴が綺麗な肌を伝って下に下にと降りていく。
「あ、暖房付け忘れてた……」
6: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/14(水) 23:59:58.19 ID:IScO5bqg0
「いっつ……」
薄暗いせいで危うく転びかけたが、引き寄せられた先にあったテーブルに強く手を突くことによって何とかそれは回避できた。
「な、なに?」
7: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/15(木) 00:01:01.41 ID:LHPiSqGv0
「ひゃ!!?」
何事もそうであるが、問題が起きた時にまだ大丈夫だと楽観的に考えた瞬間に物事が悪い方向に転ぶことはよくあることである。そして、今回もそれは例外に漏れなかったらしい。
「なに、なにしてるの!?」
8: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/15(木) 00:01:55.78 ID:LHPiSqGv0
(最近、シテなかったから……余計に……!)
大学と仕事で忙しいとはいえ、彼女も一人の年頃の女の子である。当然性欲もあるし、自身で慰めることがないわけではない。
つまるところ久しぶりの性的な刺激は彼女の身体を火照らすには十分すぎた。
9: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/15(木) 00:04:51.06 ID:LHPiSqGv0
『あ、出た出た。さっきぶりー』
携帯から聞き覚えのありすぎる暢気な声が響く。
「ちょ、ちょっと志希ちゃん!これどういうこと!?」
10: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/15(木) 00:06:07.50 ID:LHPiSqGv0
(な、なんてホラー映画……?)
そのまま部屋の中には再び触手の動く音と暖房の音だけが響きだす。
「ん、あっ」
11: ◆JfOiQcbfj2
2018/03/15(木) 00:07:00.01 ID:LHPiSqGv0
「んっ」
夕美はもう抵抗力をほとんど持っていなかった。軽く口を開けると触手は彼女の口内にあっさりと侵入し、その中を犯し始めた。
(や、涎、飲まれてる……)
12: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2018/03/15(木) 00:08:46.66 ID:LHPiSqGv0
そして完全に身体が欲情に染まり彼女の瞳が情欲に囚われた頃、ついに秘部を弄っていた触手はその先端を膣口にあてがった。
「あっ……!」
それがどういう意味を表すかわからない夕美ではない。チュプッと音を立てて少しずつ身体に異物が入ってくる。
13: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2018/03/15(木) 00:10:06.76 ID:LHPiSqGv0
「は、ひっ、い……」
潮やら愛液やらの上にペチャ、とアヒル座りするのは嫌悪感もあるが最早腰は砕け、立ち上がることは出来そうにもない。
「すご、かったぁ……」
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