凛「ある日森の中で熊さんに出会ってしまったにゃ」
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1:名無しNIPPER
2018/01/21(日) 00:41:19.11 ID:9t9di5dZ0
ラブライブの合宿回をベースにした話です
一部にグロテスクで残虐な描写がありますので注意してください

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:42:34.70 ID:9t9di5dZ0
海未「すっかり日が暮れてしまいましたね・・」

希「今日はここでテントを張ってキャンプをしましょう」

凛「え〜キャンプ〜?真姫ちゃん達の別荘まで降りた方がいいんじゃない?」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:45:32.78 ID:9t9di5dZ0
希「海未ちゃーん!!鍋の準備できたで〜 食材とって〜」

海未「はーい!」
希ちゃんと海未ちゃんは手際よくレトルトの食材を調理していく
バーナーの上にアルミ製の鍋を乗せてレトルト食品を投入し温める
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:47:11.97 ID:9t9di5dZ0
海未「こっちのレトルトカレーもおいしそうな匂いですよーご飯にかけて食べましょう!!」

登山に慣れている2人がせっせと調理の準備を行い凛はほとんどただ見ているだけの人になっていたにゃ・・

容器にご飯を乗せてその上にレトルトカレーのルーを乗せる、ただそれだけの簡単な料理だったけど、登山でくたくたになった凛にとってはよだれが口からこぼれそうなくらいおいしそうなカレーができあがったんだ
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:49:21.71 ID:9t9di5dZ0


希「さあもう寝ようか!明かりを消すで!」

凛「凛もう少しみんなとお話ししたいにゃー」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:52:10.35 ID:9t9di5dZ0
どれくらい時間が経ったんだろうか・・
凛ははなんだか外からガサガサ・・ガサガサ・・っていう音が聞こえるから目を覚ましてしまったんだ・・

凛「う・・・・う〜〜ん・・なにこの音・・海未ちゃん?希ちゃん?」

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:53:31.84 ID:9t9di5dZ0
驚いて腰が完全に抜けてしまった私は、床を這いながら気配を殺して海未ちゃんと希ちゃんの寝袋へと這っていった

凛「海未ちゃん・・!!希ちゃん・・!!起きて!!起きて!!」ひそひそ

海未「う・・う〜ん・・なんですか?凛」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:54:50.39 ID:9t9di5dZ0
ガサガサ・・ガサガサ・・グルルル・・ハフハフ・・
ガサガサ・・ガサガサ・・グルルル・・ハフハフ・・

どれくらいの時間が流れたんだろう・・数分だったのかもしれないしあるいは数時間くらいは経ったのかもしれない・・
永遠に感じる時間が流れ続けた・・空から朝日が差し昇るころになってようやく熊は、テントのそばから離れた
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:56:17.16 ID:9t9di5dZ0
登っている時と違い下りの時は3人とも黙ってただ黙々と下山の道をたどった
早く安全な別荘に帰りたい、残りの仲間たちと合流して安心したい、みんなそんなことを考えていたんだと思う・・

海未「もう少しです!!希!凛!大丈夫ですか!?」
希「ウチは大丈夫よ!!凛ちゃんは大丈夫!?」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:57:26.39 ID:9t9di5dZ0
海未「うう!!怖かった怖かったんですよ〜!!!穂乃果〜〜!!」
穂乃果ちゃんの胸に顔をうずめてグスグス泣き出す海未ちゃん

絵里「希!!??ええ!!???」
希「エリチーー!!生きて会うことができてウチはうれしいんよー!!!!」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:58:55.55 ID:9t9di5dZ0
露天風呂のお湯に浸かりながら私たちは山であったことを真姫ちゃんたちに話した

真姫「う"ぇえ!?あなたたち・・熊に遭遇したの!?」
凛「死ぬほど怖かったにゃ・・とっても大きいし、額には傷跡があって怖いし」
凛達の報告を受けて目を丸くして仰天する真姫ちゃん
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 00:59:55.40 ID:9t9di5dZ0
真姫「・・・・」

凛の横で湯に浸かっている真姫ちゃんがなにやら青い顔をしているのが気になったから声をかけてみた

凛「どうしたの?真姫ちゃん?顔色悪くない?」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:00:51.89 ID:9t9di5dZ0
真姫「な・・なに・・今の音・・ガラスが割れるような音だったけど・・」

凛「き・・きっとにこちゃんか誰かがガラスのコップか何かを落として割っちゃったんだよ・・」
私は頭に浮かんだ恐ろしい考えを否定するためにとっさに楽観的な予想を口にした

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:01:52.81 ID:9t9di5dZ0
ことりたちは穂乃果ちゃん達が露天風呂に行っている間にお昼ご飯の準備をしていました

ことり「ふんふーん♪」コトコト
ことりの目の前ではシチューがコトコトという音を立てて真っ白でおいしそうな匂いを醸し出しています

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:02:58.49 ID:9t9di5dZ0
ガリガリ・・ガリガリ・・キキキキ・・
何かをひっかくような耳障りな音が聞こえてきた

にこ「?花陽なにか言った?」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:03:57.76 ID:9t9di5dZ0
花陽「き・・きゃあああああああああああ!!!」
花陽ちゃんが悲鳴を上げると熊が興奮したグオオオ!!という雄叫びを上げた

大きな音を立てて、窓ガラスがぶち破られた、ガシャアアアアアンというけたたましい音が別荘に鳴り響く
ガラスをぶち破った窓から真っ黒で大きな熊がキッチンの中に入ってきた
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:05:27.35 ID:9t9di5dZ0
ことり「花陽ちゃん!!」
にこ「させないわよ!!」

ことり「にこちゃん!?なにを!?」
にこ「花陽から離れろ!!」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:06:55.13 ID:9t9di5dZ0
ことり「必ず助けを呼んでくるからね!!」
花陽「やだよ!!にこちゃん!!にこちゃん!!」

ことりは花陽ちゃんを背中に担ぎ上げてキッチンを飛び出しました

以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:08:23.86 ID:9t9di5dZ0
花陽「あ・・・あ・・・」
花陽ちゃんはその場に座り込んで動けなくなってしまいました

そしてキッチンからギシ・・ギシ・・という大きな音を立てて真っ黒な体に消火剤で頭だけ雪山のように真っ白になった熊が出てきました

以下略 AAS



20:名無しNIPPER
2018/01/21(日) 01:09:51.42 ID:9t9di5dZ0
ことり「た・・助かった・・」

ことりは命拾いし腰が抜けてその場にへなへなと崩れ落ちてしまいました

穂乃果「ことりちゃん!!大丈夫!?」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:11:46.40 ID:9t9di5dZ0
花陽「よかった・・よかったよお・・にこちゃん死んじゃったと思ったから・・」
かよちんは目に涙をためて顔を両手で覆いその場に崩れ落ちた

ことり「よかった・・本当によかった・・」
あの場に居合わせてしまった、かよちんとことりちゃんが二人で抱き合いながらにこちゃんの無事を喜んでいた
以下略 AAS



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